見出し画像

こどもの気持ち

やっぱり綺麗にきっちり間違わずに作りたいんだ。

このしがらみに苦しむこどもたちがいます。
うまくできないという壁が目の前に迫り、それを乗り越えられなかった時
自分の理想とのギャップに苦しみます。

次またチャレンジすればいいじゃんって
そんな簡単な言葉では割り切れないんです。

こどもにとって今起こってることが1番大事で、
今を1番かっこよくしたいんです。

それができないならもう全部ダメだって納得いかなくて、言葉にできない悔しさを力任せに、
作り途中の作品を自分の手で壊してしまう。捨ててしまう。

そんな光景に出くわすことがあります。
その時スタッフはどうするか

諦めるなよ!って言うんじゃなくて
その瞬間の苦しみをこどもたちと一緒になって苦しむことなのかなと考えています
できない悔しさを共に味わう。
何で壊したの!って迫るのではなく、
できひんの悔しいなあ!って心から思うことです。
諦めてしまったその子の側でおしゃべりし続ける存在であることが
その子の次に繋がるんじゃないかと思っています。

落ち着いてきてから
ここはできてたよね。
なんであれはできんかったんやろなあ。
って2人で分析したり考えたり、

時には2人で寝っ転がってもう今日はええか!って投げ出してみたり…
ひとりぼっちにしない。


今日で解決できるような話ではないけれど
長い時間が必要かもしれないけれど
私たちも一緒に試行錯誤するからさ

来週会う時、またつくるチャレンジを自分からしてくれるように
密かにその子のエンジンつけてます!

100人100通りの人生に取説は無い! 自分だけの地図を描くチカラを身につける。 「つくるを通して生きるを学ぶ」アトリエe.f.t.です。 応援ありがとうございます!!