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読書感想文 「すぐやる人」のノート術

ある日、ふとノートや日記をつけてみようと思い立った経験のある人は少なからずいると思う。
わたしもそんな一人だ。
いろんなスケジュール帳を購入して試してみるものの、続かなかったり。。。
そんなこんなで、継続してノートを取るということを習慣化できていない。

しかしながら、ノートを取ることのメリットは理解しているつもりだ。
メリットを理解しているにもかかわらず、続けることができないのは、単にわたしが面倒くさがりなだけ。

この本には、ノートを取ることのメリットとノートの取り方がふんだんに紹介されている。

物事を先延ばしにしてしまい、行動に移せない人や自分の考えがまとまらない人、スケジュール管理に困っている人は本書を読んでみると、参考になることがあるかもしれない。

ノートを取ることで、行動的にもなれるのだ。

行動力を奪う原因は
・やることをちゃんと把握できていない。
・思考が整理されていない。
・モヤモヤして気乗りしない。
・すべきことに追われているだけ。
などに起因している。

ノートを取ることで、これらが解決される。
ノートの持つ絶大なる力を本書では紹介している。


また、頭の中の考えていることをノートに書き出してどうなるの?
そんな疑問に対して著者は、こんな例えを用いている。

私達が毎朝家を出るとき、鏡の前に立って髪やジャケットの襟が整っているかを確認するのは、自分で自分のことを直接見ることができないからです。そのとき、容姿をチェックするために、鏡というツールを使います。
これと同じく、自分の頭のなかを自分でのぞき込むということは、実は難しいことです。自分のことはわかっているようで、わかっていないものなのです。

ノートは自分の思考を整理するためのツールとして最適だということ。
日々の活動に追われて過ごしていると、自分は本当は何がしたいのかわからなくなってくる。
ノートに書き出すことによって自分の置かれた状況を整理することができるはず。

メリットはわかった。
やる気にもさせてくれる本。

あとは私含めて、読んだ人が継続できるかどうかだ。

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