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✅学生に知って欲しい!クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードの違いとは

✅【結論】

クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードの主な違いは、決済時の資金の出どころと、その使用方法にあります。

クレジットカードは将来支払うための「借りる」カード、デビットカードは即座に自分の口座から「引き落とされる」カード、プリペイドカードはあらかじめ「チャージした金額」だけ使えるカードです。

1. 知らないと損!クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードの基本

引用:いらすとや

クレジットカードは、基本的には「後払い」の決済手段です。

毎月の利用分を翌月またはそれ以降にまとめて支払います。

購入時点では実質的なお金は動きませんが、後日、カード会社が指定の口座から引き落とします。

デビットカードは、「即時払い」のカードです。

購入時点でリアルタイムに連携している口座から直接お金が引き落とされます。

プリペイドカードは、「前払い」のカードで、あらかじめカードにチャージ(入金)しておき、その範囲内でのみ利用できます。

2. うっかり誤解!クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードの使い道

引用:いらすとや

クレジットカードは、決済だけでなく、ポイントサービスや分割払い、リボルビング払いなど、さまざまなサービスが利用できます。
(分割払い、リボルビング払いは便利な反面、デメリットもあります。)

デビットカードは、現金と同じ感覚で利用できるため、お金の管理がしやすいという利点があります。

プリペイドカードは、使える金額が限られているため、予算管理がしやすいです。

また、ギフトカードとして利用することもできます。

ex.クレジットカードの分割払い、リボルビング払いの罠

引用:いらすとや

先程お話しした、クレジットカードの分割払いとリボルビング払いは便利ですが、デメリットもあります。

1. 分割払いのデメリット

利息が発生する: 分割払いを選ぶと、購入価格以上の金額を支払うことになります。

これは、分割払いに利息が適用されるためです。

たとえば、10万円の商品を1年間で分割払いにすると、利息が10%だとすると、最終的には11万円を支払うことになります。

予算管理が難しくなる: 毎月定額を支払うと、一見管理しやすそうに見えますが、分割払いをたくさん組むと毎月の返済額が増え、予算管理が難しくなります。

2. リボ払い(リボルビング払い)のデメリット

利息が高い: リボルビング払いは、クレジット枠内であれば自由に借入・返済を繰り返すことができますが、その分、利息が高く設定されています。

これは、借金を返す期限が決まっていないため、金融機関がリスクを補うためです。

返済期間が長引くと総返済額が増える: 最低限の返済額だけを支払っていると、借りた金額がなかなか減らず、利息の部分が増え続けます。

その結果、本来の購入価格よりも大幅に高い金額を支払うことになる可能性があります。

借金が増えるリスク: 自由に借入・返済を繰り返せるということは、支出をコントロールしづらくなり、借金が増えるリスクがあります。

これらのデメリットを理解し、無理なく返済できる範囲で使用することが重要です。

クレジットカードは便利なツールですが、その使い方次第で経済的な状況が大きく変わることを覚えておいてください。

✅【今回の記事のポイント】:


  • クレジットカードは「後払い」、デビットカードは「即時払い」、プリペイドカードは「前払い」のカードである。

  • クレジットカードにはポイントサービスや分割払いなどの利点がある。

  • デビットカードとプリペイドカードは、お金の管理がしやすいという利点がある。

ひとこと

これらのカードはそれぞれに利点と特性がありますので、自分のライフスタイルや管理のしやすさに合わせて選ぶと良いでしょう。

クレジットカードは節度ある利用としっかりした返済計画が必要ですが、適切に使用すればポイント還元などのメリットを享受できます。

一方、デビットカードは現金感覚で使え、すぐに支払うため借金を抱える心配がありません。

プリペイドカードは、予算範囲内での支出を厳守したい方や、プレゼントとして渡す際に便利です。

あなたにとって最適なカードを選び、スマートなお金の管理を心掛けてみてください。

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