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通勤中のAudible「問題解決」読了

新入社員の時に学んだ問題解決手法を思い出させる懐かしい内容だった。
問題解決手法は一つ覚えれば、どの業界、どの会社でも必ず通用するスキルだと転職をしたことで痛感する。新入社員の時に学んでよかったスキル第一位が「問題解決」。

個人的に一番大事なことは2点だと思う。

  1. 問題を明確にする
    問題の明確化。トヨタの問題解決手法のStep1。問題とは何かを明確にする。これが一番難しい、でも大切。
    あるべき姿をどう定義するか。自部署の都合だけであるべき姿を決めるとお客様、他部署の期待値とはまったく合ってなかったり。あるべき姿はお客様の目線で決めるべき。
    そしてあるべき姿と現状のギャップは定量的に測るべき。定性的なギャップだとStep2以降で問題の深掘りができずに、曖昧な問題解決になりがち。
    入社したばかりの研修では、このStep1問題の明確化を何回もやり直した記憶がある。あれは辛かった。。

  2. 問題を突き止める時は、Where -> Why -> Howの順。
    すぐにwhy, why, whyとなぜなぜを繰り返す人がいるし、それが問題解決手法だと思われがちだが、一番大事なのは広く浅く問題を探すWhere。
    製造で発生した不具合だから、製造工程のどこかに原因があるはずっとWhy, Why, Whyを繰り返して対策を打っても、すぐに再発することはよくある話。設計に余裕が無かったり、調達した部品に原因があったり、材料の運搬に原因があったり、様々なことがきっかけとなり製造工程で不具合が顕在化することはよく経験した。まずWhere, Where, Whereでどこに問題があるか探すことが大切だと本当に実感した。それをすることで物が作られるまでのプロセスがよく理解できて勉強になったりもする。

通勤中のAudibleで聴いてたけど、新入社員時代を思い返し清々しい気持ちで仕事を始めることができたな。


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