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【2022版】人生ずっと誰かのファンなわたしが、見事に沼に落とされた理由をステップごとに解説するよ

「あ、これはまずい」と分かっていた。

ストレートの爽やか少年カット、くるくる変わる表情、可愛らしすぎるお顔立ち。どうあがいたって、ハマらずにはいられない相手だった。

これ以上沼を増やす余裕は今のわたしには、ない。普段なら、危険を感じる場所には近寄らないようにしてやり過ごす。それが。

この沼なら落ちてみたいかも、とどこかで思ってしまったんだと思う。案の定、今も居心地のよさに身をゆだねながら、沼の中からこの記事をお届け中だよ。

今回は、この夏わたしの「やってみた」の中で最大規模になるであろう挑戦・沼に落ちてみたを実体験とともにお届けする。

ちなみに、沼の主は杉本琢弥くん。彼について詳細はおいおいお伝えするつもりだが、わたしが歴代ハマってきた人々を知っている皆さまにおかれましては、ゆこが沼に落ちた理由は一目瞭然すぎるよね……もう、全力で笑ってやってくれー。

2022年現在、こういうしかけがあると人をずぶずぶと沼に沈めることができるので、沼に落としてファンを増やしたいと考えている側の人にもご一読いただけますと。

1. 入口を用意する

まずは、落としたい相手が存在を知ることができる入口を用意する。

どんなに活動内容がすばらしくても、知られないことには意味がない。

杉本琢弥くんがつくった入口は「熊本の彼氏」。熊本出身の彼が、方言を使ってきゅんとしてしまう要素のあるショート動画をTikTokに投稿しているのだ。耳にする機会の少ない熊本弁でにこにこおしゃべりする彼の作る短いストーリー、つい見入ってしまう。

#彼氏感  のタグをつけてそれ系の投稿をしている人はたくさんいるが、たくやくんの勢いはすごい。2022年8月現在、メインで発信しているTikTokはフォロワー30万人を突破。それに伴って、ほかSNSもInstagram3万人超、Twitter1万人超とファンを増やしている。

その多くの人のきっかけは、「熊本の彼氏」の毎日投稿のはず。入口がない建物には入れない。目に止まりやすくて、知らない人も入りやすい入口づくりは大切だ。

2. 本業にたどり着けるきっかけをつくる

入口は入りやすいコンテンツ。必ずしも見せたいものである必要はない。

ただし、そういう場合には本来見せたいものにたどり着いてもらうための導線をつくることが必要になる。「調べればすぐに出てくるでしょ」と思ってしまいがちだけれど、ここで横着してはいけない。今世の中は興味をひくコンテンツであふれている。来てほしい場所があるのなら、きちんと道を整備して、分かりやすく看板を立てて案内することが必要なのよ。

たくやくんの場合、3日に1回TikTok上で行っている生配信がそれにあたる。

内容はその日の出来事の話だったり、ファンからのコメントに応えたりする交流がメイン。しかし彼は、意図的に何度も「熊本の彼氏」である自分がダンス&ボーカルグループ・BLACK IRISのメンバーであることを告げるのだ。

多分、これがなかったらTikTok動画をたくさん見ている人でも彼のことを「熊本の彼氏」しているTikTokerだと認知したまま止まると思う。

ちなみにわたしは彼が単なるTikTokerじゃないと知ったとき、やばいやってしまった…と衝撃を受けたのは忘れられない。彼氏感の動画はたくさんみたけれど、どんなパフォーマンスをする人なのか。芸能活動をしている人だと知ったとたんにメインの活動が気になって仕方なくなった。

同時に、余程好みじゃない活動でなければきっと落ちるなという予感もあった。本当にハマりたくないなら、ここで止まっておくべきだったのか。

3. してほしいことは、口に出して伝える

ここからが本業への導入。自分のつくっている世界にしっかり引き込みたいのなら、期待する行動をきちんと口に出して伝えるべきだ。

たくやくんはよく言う。

「インスタとTwitterでも違う発信しているからフォローしてね」
「BLACK IRISのライブ映像はYouTubeにあがっているから見て」
「グループ曲は音楽配信サービスで検索するといっぱいあるから聞いてね」

こういう内容を、熊本弁で。方言たまらんのよ。

人は、言われれば「そうなんだー、じゃあ見てみようかな」「調べてみようかな」と思うもの。

たくやくんは期日を設けて「イベント初日までにTwitterのフォロワー数10000を達成したい」と話していた。あと少しではあったが、当日中の達成は少し難しいように見えた。それが、期限当日あった生配信で「みんなTwitterってしてる?フォローせん?笑」などと言っているうちに、10,000人を突破してしまった。

特別理由はなかったけれど、それなら好きだしフォローしてもいいよーというライトなファンたちに行動を促した結果だったし、配信時間中に彼が目標を達成する瞬間をみたい! というファンの思いが形になった瞬間だと思った。自身がすでにフォローしている熱心なファンはフォロワー数にこうけんすることはできないが、「あと〇人」などと各種SNSで発信して目標達成を後押しすべく布教活動に勤しんでいる人もいた。

してほしいことを口に出せば、実践してくれる人は意外といるし、後押ししてくれる人たちも多い。

YouTube投稿している人たちにはチャンネル登録と高評価がお決まりの言葉になっているが、それ以外の場所では期待する行動を伝えられていないことが多い。

以前受けたnoteの講座でも、読者を増やしたいなら「フォローしてください!」と口に出すことが大切だと教えていただいた。そんなこと?と思ったけれど、謙虚さを重んじてきた日本人にとって思った以上にハードルが高く、意外とできていないように思う。わたし自身、この話を聴いた日は「フォローお願いします!」ってちゃんと書いていたのにうっかり忘れていた。良かったらわたしのこともフォローしてくださいね!!



この記事ステップ6くらいまで書くつもりなので、のちほど追記しますね。

続きも読んでもいいよーという方は迷子にならないようにフォローしていただけますと!ファン心理のお話、実体験をふくめて他にもあれこれ書いています。

「いつ追記するかわからん」というあなたには、Twitterでおしらせするつもりなのでアカウントフォローしてお待ちくださーい。

(学びをちゃんと実践するから、もし沼におちたらおしらせくださいね~)



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