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カフェ難民。行き着いた先はHERMESだった。
いかにもnoteっぽい謎残るようなタイトルになっていますが、そのまんまの話をします。
先日大好きな殿方と銀ブラを楽しんだ。
「ちょっとお茶しよ」ってことになったが、
ここは銀座。
しかもこの日は週末。
しかも晴れてる週末。
しかもクリスマス前の晴れてる週末。
そう、どこもすごい人だかりである。
大通りから少し離れても良さげなところは全て列をなしている。
さすが銀座。
ちょうど夕食前タイムでまだまだピーク時間。
諦めて他に移動してお茶するかって話になったとき、彼が何かを思い出した。
「そういやHERMESの上にカフェあったと思うから行ってみるか。」
銀座の交差点にそびえ立つHERMESビルへ向かう。
友人がHERMESどハマりしてる時、一度だけ付いて入ったことがあるが、カフェが中にあったなんて記憶はない。
しかも外にカフェの看板があるのも見たことがない。
え?HERMESの中にカフェ?
わたくしめ、友人には「歩く食べログ」と言われるほど美味しくて落ち着いたおしゃれなお店は必ずチェックしている。
そんな私のアンテナに反応すらしたことがないなんて、そんなはず、、、。
「歩く食べログ」としてのプライドが揺らぐ。
「それはうん百万のお買い物したお客様しか使えない特別なカフェとかではなく?」
だって相手はハイブランドの極みHERMESだ。
VIPしか入れないカフェというのがあってもおかしくはない。
とりあえず半信半疑で彼に着いていく。
表通りの入り口ではなく裏のメンズの入り口から入る。入るだけで背筋が伸びる感じがする。
2階に上がるとほんのりコーヒーの香りがただよってきた。
あ、あった!
そこはやはり看板もなく、入り口っぽいところにメニューが置かれているだけ。
何なら中でお買い物してても気づかないほどの穴場感!
テーブル4席だけでこじんまりとしているが、
お買い物してても気づかないほどの馴染み具合なのか、
「あそこには安易に足を踏み入れてはいけないのでは?」
と思わせる敷居の高さゆえか空いていた。
彼は一度だけ打ち合わせで指定されて来たことがあるらしい。
打ち合わせでここ?
品の高い方々は情報の質も打ち合わせ場所も違う。。。
店員さんいわく、どこにもカフェをやってると大々的に出していないという。
なんて大都会の隠れ家!!
カフェラテとコアファンに人気という「コーヒーゼリー」をいただいた。
カフェラテにはケリー型のチョコが付いて来た。
世界中のここでしか食べられないらしい。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124829575/picture_pc_1f440d0895470e83f4a09c44ce4ebfdc.jpg?width=1200)
もちろんお値段はスタバの3,4倍はするが、チョコ(美味しかった)も付いるし、静かだし、HERMESの食器だし、むしろ安く感じる。
HERMESマジックに完全にかかった。
コーヒーゼリーも三層になっていて、
一番下からコーヒーゼリー→コーヒーアイス→クリーム で構成されている。
意外とシンプル。
とはいえクリームはバラのようにあしらわれていておしゃれさは残る。美味しい。
図々しくお手洗いも借りた。
HERMESでのお買い物は一度もない。
唯一、ずっと昔に付き合ってた彼氏からネックレスをもらったことがある。Hをあしらったデザインだった。
しかし私の苗字の頭文字がHなので、名前をぶら下げてるようで落ち着かなかった笑
「スカーフ、財布、バッグいつか欲しいな」
という漠然とした憧れはあるが、私の中のHERMESの思い出はその苗字と被るネックレスくらいだ。
今は何も持ってないがカフェとお手洗いを制覇しただけで気分は完全に常連マダムになった笑
お財布、バッグ、手帳、ブーツ
色んな商品を選んでいる人たちを横目に常連マダム感漂わせながら颯爽とカフェに戻った。
(しかしこの日のファッションはエルメスに似つかわしくない全身黒笑 浮いてる笑)
品の良い彼が居てくれたからなのか
ホスピタリティの高さからなのか
お人柄なのか
対応くださった店員さんも愛想が良く、本当にリラックスした良き時間を過ごせた。
お店を出た時にはグッとHERMESさんとの距離が縮まった感覚があった(勝手な思い込み)。
お高くとまったブランドかと思っていたが、意外と気さくなのかもしれない(勘違い)。
ケリー買おっかな(マジックにかかり中)笑
敷居の高さは否めないがぜひ銀座カフェ難民になったら行ってみてほしい。
そしてマジックにもかかってみてほしい。
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