ポジティブな自分を取り戻そう-僕がnoteに戻った理由-
『足りないものに目を向けると、今あるものが見えなくなる。』
コロナ禍の2年は、多くの人にとって自分の身の回り環境や、人生が大きく動いた2年だったかもしれない。
思えば、約1年8カ月前に僕がnoteを始めたきっかけがコロナだった。
仕事以外で何かを始めなきゃと思い、以前から興味のあったブログをスタートした。
約半年、毎日更新を継続する中で、多くの読者の皆さんに支えられ、これだけ何かに取り組んだ経験は、少なからず僕に自信を与えてくれた。
読者の皆さんもコロナを通じて、得たもの、そして失ったものがあるかもしれない。
ただ、今のような環境下で人はネガティブな思考になりがちだ。
そこで今日は、グレッグ・マキューン氏著の『エフォートレス思考努力を最小化して成果を最大化する 』を参考に、
読者の皆さんをポジティブに、そして前向きになれるようにそっと背中を押す。
そんなお話をさせていただきたい。
■コロナによって、失われたもの。
コロナによって失ったものはあるだろうか。
仕事、友人を失ったという方もいるかもしれない。
一つ、多くの人に共通して言えるのは、
“人とのつながり”ではないだろうか。
職場、友人、コミュニティ、ボランティア、社会とのダイレクトな接合点を失ってしまった。
シンガポールもオフィス占有率が50%まで開放されたのは、今週から。
それまでは、在宅勤務がデフォルトだった。
僕自身、圧倒的に一人で過ごす時間が増えた。
1週間、在宅勤務のZoom会議以外で誰とも話さないことも頻繁に発生した。
家族とも約2年、直接顔を合わせていない。
コロナ禍で孤独感を感じたのは、僕だけではないはずだ。
孤独感は社会的課題であり、僕らを簡単にネガティブな方向へと誘う。
うつ病の患者は2倍以上に拡大。アメリカでも3.6倍に増えている。
コロナは、僕たちから人とのつながりを奪い、喪失感を増大させた。
コロナが、不幸の原因だ。
もし、あなたがそう考えているのなら、
少し、待ってほしい。
失ったことに目を向けずに、今あるものに目を向けてみてはどうだろう。
■不足思考から、充足思考。
コロナを通じて失ったものではなく、得たものはないだろうか。
友人や職場の付き合いが減り、家族との時間が増えた。
友人や職場の付き合いが減り、大切な人と過ごすことの尊さに気づいた。
社会との接点が減り、SNSを通じて新たな出逢いを発見した。
実はコロナ禍で、家族と過ごすことに幸せを感じる人、結婚する人、SNSの利用率は拡大を続けている。
僕自身、コロナがなければnoteを始めていないし、読者の皆さんに読んでもらうこともなかった。
不足思考ではなく、充足思考。
実は、僕がnoteを再開したのも、今あるものに目を向けた上での判断だ。
昨年はnoteをストップしてから、マクロやプログラミングに少しずつ手を出した。
ただ、週末に時間を使って勉強したけど、どうも気持ちが上向かない。
多少の基礎知識は理解できたけど、何か感覚がずれていたし、どうもやる気が起きなかった。
それでも、将来のために必要な知識だと言い聞かせた。
自分には何かが足りない、スキルが不足している。
不足思考に陥っていた。
ある日、本書を読んで自分にあるものを改めて見つめなおした時に、
2年前の今頃に本を読み漁ってnoteを毎日更新をしていた自分に気づいた。
そうだ、自分にはnoteがあった。
その時に、何かが開けて見えた気がした。
そう思って、久しぶりにダッシュボートを開けた時に、今でも数千件のビュー数があった。
今、自分にあるものに目を向けるだけで、世界は姿を変えていく。
今、あるものに感謝しよう。
それが、僕がnoteに戻ってきたきっかけだ。
■ポジティブを意識する。
noteは止めてしまった僕だが、ずっと継続しているルーチーンがある。
週末、カフェで必ず自分と向き合う時間を作り、考えていること、感じていることをノートに書き出すこと。
このルーチーンだけは、継続している。
大切なことは、不満や不安を頭と心の中に抱え込まないことだ。
本当に些細なこと、
今日のお昼ご飯は美味しくなかった、今日はちょっと寂しかった。
そして、自分にとって大切なこと、
自分の将来、キャリア、健康。何を実現したいのか、どう生きていきたいのか。
あらゆることを書きだしていく。
そして、ある程度思考の整理が進んだ段階で、翌週に取り組むことを2,3決める。
それを、毎週淡々と実行していく。
すると、1歩ずつだが前進している感覚を得られる。
時折、間違った方向に向かっているかもしれないけど、立ち止まるよりかは間違えた方がいい。
僕がnoteを再度書き始めたのも、自分と向き合いながら自分なりに出した一つの答えだ。
歩み始めたこと自体が、大きな一歩。
自分が進んでいるという感覚が得られれば、不用意に不安になることはない。
理想と現実のギャップはあるけれど、そこに向けて歩もうとしている自分に対してポジティブになれる。
ポジティブな自分であることを意識付ける。
大切なことは、ポジティブで在り続けることなんだ。
■まとめ
本日は、グレッグ・マキューン氏著『エフォートレス思考努力を最小化して成果を最大化する 』
を参考に、充足思考とポジティブマインドについて書いてきました。
コロナによって、多くの人が悲しい思い、苦しい思いをしてきたかもしれない。
僕より遥かに辛い経験をした人もいる。
それでも尚、僕が伝えたいことは。
ポジティブな自分を取り戻すこと。
不足思考から充足思考へと、自分を見つめ直すことで心の持ちようは大きく変わる。
不足思考の僕は、ずっと何かを欠乏していた。
充足思考の僕は、自分にあるものを見つめなおし、noteを始めた。
何か一歩踏み出すためには、今ないものではなく、あるものに目を向けることが大切だ。
そして、それは日々の自分との対話を通じて得ることができる。
頭の中だけで、悩みや考えを抱えるのではなく、
手書きのノートに自分の想いや感情を吐き出そう。
書くことで、あなたはより自分を深く理解し、大切にしたいことに気づくことができる。
書くことは、あなたの背中をそっと押してあげるきっかけになる。
Be Positive be yourself.
そして、このnoteが読者の皆さんをほんの少しポジティブにすることができたなら、
それは、僕にとっての何よりもnoteを続けるきっかけになる。
本日もご拝読ありがとうございます。
また、週末にお逢いしましょう。
《参考文献》
グレッグ・マキューン氏著『エフォートレス思考努力を最小化して成果を最大化する 』