朝ドラ俳句 おむすび 10月
糸島の春を告げ行き鳥の声
どの椀も母の味なり青菜汁
ブロッコリー恥ずかしがりか顔見せず
糸島の海を漂ふ夏帽子
おむすびの横の嫌ひなトマトかな
朝食やブロッコリーのサラダだけ
夏来る時代遅れのハギャル達
夕飯のビールの進み法螺話
太鼓部や桜吹雪の乱れ打
薄暑光太くはね終へ墨香り
新入生下手な太筆自分の名
指の墨さくらの堤帰路急ぎ
雲の位置祖母の予想の春の雨
ぐにゃぐにゃの平仮名はしり花明かり
花埃ギャルぶらぶらとアーケード
けばけばし花見疲れのギャルの道
春昼の選別されて