プレゼンで相手を寝かさないコツ
プレゼンテーションの話し方において相手を寝かさない3つのコツをご紹介します。
①目を動かす
◆資料を見せる
話を聞く相手に資料を渡すのは自由ですが、その中には画面に映す資料もあれば手渡す資料もあります。
こうやって、相手の目を動かすのです。
しかし手渡す資料と映す資料が全く同じであれば、せっかくの資料も下を向くきっかけになってしまい、目を動かさず、最終的に相手が寝てしまうことになるかもしれないので、工夫が必要です。
◆立ち位置を変える
発表のスタイルにもよりますが、マイクを持ちもしくはピンマイクをつけ、自由に動ける場合には、相手の目を動かすきっかけにもなります。
身振り手振りを交えて、カッコよく話す、あの故スティーブ・ジョブズさんをイメージすると分かりやすいと思います。
こうやって、相手の目を動かすのです。
◆問いかけ
目を動かすための言い方を事前に準備しておくことも1つの工夫です。
例えば・・・
ここが大切なので、ちょっとこちらをご覧ください。
こちらは手元にない資料なので、こちらをご覧ください。
後ろの方は、こちらの画面が見えますか?
こうやって、相手の目を動かすのです。
②脳を動かす
もちろん頭を揺することではありませんよ(笑)
こわいコワイ・・・。
相手に頭を使って、考えてもらうということです。
◆クイズ
質問をして考えてもらいます。
それをクイズにすると、高圧的な雰囲気もなく有効です。
そしてたまには「誰かに答えてもらいますよ~」とか「分かった方は、手をあげてもらえますか?」と投げかけるのも良いでしょう。
こうやって、相手の脳を動かすのです。
◆ディスカッション
複数の人と話し合ってもらいます。
何も考えないと話せないので、グループで話し合う中で、各自が脳を使うことになります。
こうやって、相手の脳を動かすのです。
③身体を動かす
体を動かすだけで睡魔は和らぎますし、体が活性化します。
例えば・・・
(アイスブレイクを兼ねて)一度立ってもらって、隣の人の肩を叩いてもらいます。
お互いに自己紹介をしてもらい、終わった後に感謝を表す意味で拍手をしてもらいます。
今から私が言うことが「その通り」と思ったら、手を叩いてくださいと投げかけます。
こうやって、相手の身体を動かすのです。
他にも色々な引き出しがあるかもしれませんが、ここで挙げたこともぜひ参考にしてみてください。
プレゼンテーションは、原則「一対多」の場面ですが、多の数が、1,000人の場合もあれば、100人の時もあれば、10人の時もあるでしょう。
プレゼンテーションでは、たとえ相手が何人であろうと、相手の目線に合わせることが話し方のコツです。
そしてプレゼンテーションにおいて相手を寝かさないために、引き出しを多く持つことも大切です。
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