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伝え方と話し方の基本

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「伝える力」とは「情報を正しく伝える力」ではなく「目的に沿って情報を届け、相手の感情や行動に好影響を与える力」だと私は定義しています。 そのためにはどうしたら良いのか? そのため…
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2023年8月の記事一覧

優しく巻き込む伝え方とは!?

せっかく送ったプレゼン資料をいつも彼は見てくれない・・・ こんなことってありませんか? では、どうやって相手に見てもらうようにすれば良いのでしょうか? キーワードは「優しく巻き込む」です。 ただ「巻き込む」ではなく「優しく」がつくのがポイントです。 だから「どの辺が見にくいのかを教えて」というアドバイザーの役割を伝え、優しく巻き込むのです。 その時の聞き方も大切です。 「どうやったらいいと思う?」という聞き方は、人間関係ができてからの聞き方です。 なぜならば、

伝える時のNGワードとは!?

「これを見たら分かるようになっています」という言葉を、聞いたことはありますか? もしくは、自分で言ったことはありますか? これは「伝える技術」という観点でいくと、まさにNGワードです。 「これを見たら分かるようになっている」ということは、別の言い方をすると「これを見ないと分からない」ということです。 ということは「見ているか」ということが、とても大切になってきます。 つまり「見ていない」ことを嘆くよりも「どうやったら見てくれるか」を考えないと、伝わらないということで

伝える力で大切な「温度差を確認する」とは

何かを伝えようとしている時に「ノッテきた~」という感覚ってありませんか? そんな「ノッテきた~」という時は、不思議とスラスラと話せるし、楽しいと感じるものです。 いくら時間が長くても、あっという間に時間が過ぎてしまうような感覚になるでしょう。 一方で、何かをインプットしようと話を聞いている時に「引き込まれていく」という感覚ってありませんか? そんな「引き込まれていく」時は、不思議と時間を長く感じないし「もっともっと」と興味津々になるものです。 そんな風に聞いてもらえ

60分間スピーチでの伝えるコツとは

「伝える」という行為においては、どのくらいの時間が適切なのでしょうか? 60分といわれれば1分や5分の時よりも時間は長いですが、時間によってポイントは色々です。 今回は60分間スピーチのコツをご紹介しますが、その他の時間はこちらをご覧ください。 1分間:1分間スピーチにネタは必要ない 5分間:5分間スピーチで合格点を取るコツ 60分間スピーチのポイントを結論からいうと、伝えたいことを1つに絞ることです。 あたかも私が上手なスピーチをする人のように書いていますが、決