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2024/04/12の日記 「理解のあるAI技術者」

・機械も人間もお互いに理解し合っていきましょうね。


理解のあるAI技術者

・業務でAI(教師あり学習)判定機能付きカメラで外観検査を行う装置を検討することがままある。
・利点はOKワーク(部品)とNGワークを何個か用意し、学習させるだけでそれなりに判定が行える点。
・また、想定していなかった欠陥にも対応してくれる(ことがある)点。
・あとは、人間の作業者での判定に比べばらつきが少ない点。
・だが、こういったセット物のカメラでは判定値が"一致度"とかいうよく分からん数値にまとめられており、それぞれの判定基準は半ブラックボックス化されていることが結構ある。
・実際の稼働に近い条件では実験で出なかった条件となる事があり、誤判定が起きることもある。
・誤判定が起きた際に何故誤判定が起きたのか、照明や作業者の位置(影)、ワーク表面の粗さ(反射)等の細々とした条件を変えながら「なんで間違っちゃったのかな~?」と探っていく必要がある。
・めちゃくちゃ時間がかかるし、めちゃくちゃ上司から説明を求められる。
・でもまあAIが悪いわけではなく、そういうもんだし、カメラを選定したのは自分だしなぁ。という…。
・理解のある~というのはちょっと露悪的だったかも。それはごめんなさい。
・あとあまり"AI技術者"ではないかも…。

その他AIにまつわる話

・大学では、知能工学(機械+情報+ヒューマンインターフェイス)系の学科の学生をしていた。
・学科の授業で"人工知能概論"みたいな授業がある。
・その授業の担当の先生は"自作PC"という言葉に異様な執着を向けており、事あるごとに「あんなもんは全然自作ではないんですよ」と言っていたのを思い出す。

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