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小学校で英語を学ぶので、中学英語がエグイことになった

昭和から平成初期、英語は中学から勉強するのが当たり前でした。ところが、今は小学校5年生から英語が教科化になりました。つまり、小学5年生と6年生の通知表には成績が出ることに

とは言っても、小学生の英語は英語の暗記やテストは行われません。また、旧来型の授業ではなく、スピーキングとリスニング重視。先生が板書してそれを書き写すということはしません。

楽そうに見えますが、小学英語では600~700語勉強したことになります。それだけの単語数に、2年間で触れることになるのです。その600~700語は以前は中学1年生で学んだものばかり。

それが小学5年、6年で学びます。学んだことになるのです。この意味するところは大きく、中学に入学した時点で【英語の基本単語は全部学んできたはずだよね】という認識になります。

2021年春に中学1年になった子ども①ですが、以前の中学1年生のように【one,two,three】【January, February, March】を勉強していません。みんなが、勉強してきたということで授業が進められています。

小学英語はリスニングやスピーキング重視で、文法重視的な雰囲気はゼロ。それを見たら、親の方も【そこまで難しいことをしていなさそう】と誤解してもおかしくありません。

本番は中学以降というのは間違いありませんが、いかんせん中学英語のハードルが高くなりました。中学1年では以前なら中2で習っていた文法を習ったりしています。

学生時代、英語に苦労された保護者は無視できない事態です。小学4年、5年あたりからアルファベットや基本の英単語を読み書きできる状態にして、備えないといけないレベル。

地方でも、受験専門ではない塾でも小学4年生のクラスから英語が普通に開校されています。

中学入学前から英語力の差がかなり出そうなので、親は意識して対策をする必要があります。

挽回するのは並大抵のことではありません。

参考

https://edumother.com/2021/08/junior-english/


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