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「下手な授業は犯罪に等しい」

こんにちは!EDU-Mo代表の金田です。

「下手な授業は犯罪に等しい」
これは、知人がSNSで紹介していた言葉です。
これを見たとき、私も「まさしく、その通り!」と
拍手喝采しました。

学校教育を否定するわけではないことを
予め断っておきますが、
私がハタチで教鞭をとり、
すぐに感じた違和感がありました。

それは、
「どうして、参観日や研究授業だけ;
 ・先生方はスーツなんだろう?
 ・いつもと違う指導法なんだろう?
  (意味、なくない?)
 ・いつもと違う教材なんだろう?
  (一回だけやっても意味、なくない?)
 ・そんなに準備に時間をかけるのだろう?
  (いつもとそんなに違うの?)」
という違和感でした。

そして、新人のころ、
同僚の先生に言われた言葉で
忘れられない言葉があります。

A先生:「そんなに授業準備するのも、今だけ。」
B先生:「授業見学には来なくていい。」

最高に頭に来ました(笑)
と、同時に、非常にがっかりしました。。。

参観日や研究授業前の違和感と、
同僚先生からの言葉で、
心に決めました。
「おかしいと思う気持ちは絶対忘れない。
 私の授業は、いつ・誰が見に来てもいい。
 むしろ、見に来てほしい。
 そのくらい、いつも同じクオリティーでやる。」

あれから、16年。
有言実行してきました。
そして、いつの間にか、授業は私の趣味になりました。

授業は、学習者の人生を左右します。
良くも。悪くも。
だから、責任は重大。
でも、その分、いい授業をすれば学習者と
「いい仲間」になれます。
そして、
いい授業は、「上手な授業」じゃなくて、
「学習者に寄り添った授業」だと思っています。

学習するとき、仲間はとても大切です。
私は、「先生」じゃなくて、「仲間」を目指しています。

死ぬまで、学びが修了することはないから。
私も一緒に、仲間として学び続けたい。
そんな思いからです。

授業が、うまくいかなかったときは、
そりゃ~、へこみます!
「どうしてあの子は、今日、集中できなかったのか?」
「あそこの説明が、うまくできなかった。」
「あの問題の説明は、準備不足、消化不良だったな。」
寝るまで考えます(笑)

でも、だから、次に活かせる。
もっと自分のレパートリーが広がる。
そう思っています。

「下手な授業は犯罪に等しい」
毎日、必ず3回は思い出す言葉です。

この話、ずっと誰かにしたかった。
そんな話をここに書かせていただきました。

“Poor lessons are equal to crime”
This is what I am always thinking about. 
I know one lesson can change your life.

I will be a learner till the end of my life, so
I want to be a fellow for learner more than
a teacher. I will continue to learn with you in the future.