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なぜ学校創りなのか

1年目教員、1年目で退職する予定のMr.Kです😌 現在、個人事業主での開業と、NPO団体を創設し、学校創りをコンパスに地域と教育を繋げていく活動を始めています。学校で働くことをやめ、学校を創る方向で人生のコンパスを定める。1年(厳密には8ヶ月)の間に色々思うことがあったのです。

本記事ではなぜMr.Kが学校で働くことを辞め、学校を創ることを決断したのか書いていきます。
※以下の内容はあくまでMr.Kが感じたこと、つまり単なる感想であり、是が非か、正義か悪か、を主張しているものではありません(予防線張りまくり)。

教員になって感じた学校の窮屈感

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学校は大人にとっても、子供にとっても窮屈な場所になっている可能性はありませんか?私はシステム思考が強い人間です。学校が子供にとってより良い教育を届ける場であると解釈しているので、学校という組織がより良くなる一助になりたいと考えています。「1年目だから〜」と自身の考えや、組織に対するフィードバックを遠慮する必要がはないと思います。これまでサービス(学校においては教育活動)をより良くするために気づいたことはきちんと管理職やそれなりの権限のある方々に伝えるようにして来ました。それをありがたいと感じ、「また何か気づいたらお願いしますね」と言ってくれる先輩方がいる一方で、1年目の若手が管理職に直接進言していることを、社会人としてのコードを分かっていないと評価する方々もいます(組織なのでいろんな考え方の人がいますよね。理解はできるし否定はしていません。)。
組織の多様性にとやかくいう必要はありませんが、私は窮屈です。Mr.Kとして見ていただけるというよりは、1年目の若手教員というカテゴリーとしてしか見られていないような気がして。
これは一例ですが、日々様々なところで「窮屈だなあ」と感じます。

また時に学校は子供にとっても窮屈な場です。秩序を保つことは重要ですが、余りにも自由な選択が許されていない世界が存在しています。なんでそんなことを強いるのだろうと必死に理解しようとして「なるほど!」と学んだことはたくさんあります。ですが「調子に乗らせない」ために鋳型にはめることに注力しすぎている。「他のやり方があるのでは」といつも思いますが、1年目の若手の私はこの年功序列型の組織の中では最下層のクソザコ。あまりにも非力なのです。

この窮屈感のオンパレードな日々が続くうちに日本の学校で教員をすることは向いていない、ということがわかりました(自分で自分を社会不適合者と呼んでいます😂)

なにが理想の教育?

とりあえず今の学校は辞めなくてはならない。自分はあまりにもミスマッチな人材である。そう考えて転職活動を始めました。自分が良いと納得できる教育理念を掲げている学校を探し始めました。自主自立や個別最適化など私の教育理念に合致する学校はありました。ですがどこも学費が非常に高い私立校。「エリート教育がしたいわけではないんだよな。全ての人が受けられるもっと敷居が低いもの」などなど考えているうちに、そもそも私が理想としている教育は何だろうと考え始めました。この辺りから自身の目指している教育をきちんと言語化しようと思うようになりました。

フィンランドの教育

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私はフィンランドに半年ほど留学していました。遠い北欧の地で肌で感じた教育、社会の空気感がいつの間にか私の理想の教育像になっていました。

・子供と大人の目線の高さが同じ
・子供の選択の自由
・いきいきと学ぶ子供たち
・個別のニーズに配慮した教育システム
・自分のペースで成長してもいいという考え方
・先生たちの適正な労働環境の担保
・地域(社会)と学校、子供の繋がり

そんな学びの場を当たり前のように行える環境を創りたい、とフィンランドの教育を肌で感じたことで強く思うようになりました。


仲間との出会い

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1度文化が確立したものを変えるのは難しい。なぜならその文化の是か否かを議論すること自体がそもそも不毛であるから。文化はその集団が信じている価値観によって構築されている虚構とも言えます。そこに 反発するような形で変化を求めるのはナンセンスです。さて、これからどうすればいいだろうと悩みました。

2020年8月、Twitter上で1件DMがきました。「群馬でオルタナティブスクールを創りたいです。同志になっていただけませんか?」とメッセージをいただきました。すぐにカフェにて待ち合わせをし、そこでお互いの想いを伝え合いました(付き合う前のデートか。)。「やりましょう。」と二つ返事しました。

自分と同じ想いを抱く方が群馬にいた。しかも自分よりも年上で、教師をしている。教師をしながらそんなことを考えているのは自分だけではない。そのことが分かり一気に体に熱を帯びました。嬉しかった。

仲間との出会い。既存のものとは異なる価値観で学校を創り上げる。オルタナティブスクールから始まり、学校認可まで持っていきたい。

学校創りは大ゴール。目的はより良い教育を創りにインスピレーションを与える仕組み創りそのもの

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学校創っただけで教育をより良くするまだ足りないと考えています。地域、家庭、企業、学校が上手く連携した、教育を軸にしたコミュニテの創造、をしていきたいと考えています。最近やっとその構想がまとまってきたので実現に向けて動き始めます。


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