![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109083975/rectangle_large_type_2_625045d4d40a4750648adfcfffc1038e.jpg?width=1200)
vol.12 声かけ・態度 〜造形活動中のこどもたちに寄り添う大人の”最適解”〜
「声かけ」というお題については、本当にいろんな方々からリクエストをいただきます。
巷でもこのテーマの本がたくさん出ていますよね。表題を見てみますと、「〇〇な子に育つ言葉」「言い換え」「〇〇個の魔法の言葉」というようなワードの組み合わせをよく見かけます。いくつか拝読させていただきましたが、なるほど、と参考になることは多いように感じました。造形活動中という状況はまず想定されてはいませんが、考え方のヒントは得られるのではないでしょうか。タイトルに惹かれたものから読んでみるのも良いと思います。
何よりこれだけ幾つもの本が世に出ているという現実が、大人の持つ言葉はこどもたちに与える影響が大きい、ということを表しているとも言えそうです。プレッシャーを感じる人が多いことも、頷けます。
ここでは、造形活動時の大人の関わり方をテーマに、
・造形活動 前
・造形活動 中
・造形活動 後
という時間軸で区切って、携わる大人の言葉、姿勢、態度について、私なりに普段考えている“最適解”を言語化してみます。
対象は、保育園など対集団での活動時を想定していますが、ご家庭などマンツーマンなシチュエーションでも同様に考えて良いと思いますので、参考になれば幸いです。
ここから先は
6,717字
¥ 500
最後までお読みいただき、ありがとうございました。いただいたサポートは、試作材料費に使わせていただきます。