みずあめの生い立ち〜中学校編②〜

こんばんは。みずあめです。

今回は中学校編②(中学3年中心)です。

今の仕事を始めるきっかけになったエピソードです。


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中学校編②

昨日書いた中学校編①の続きです。

https://note.com/educationmizuame/n/nb0d982e53a6d

なんとか3年生になり、クラス替えがありました。幸い1年生のころ仲が良かった人と同じになったり、新しく出会った人も仲良くなれたので、状況は改善されました。

前回書いた、救ってくれた友人(Aくんとします)も同じクラスでした。



しかし、しばらくすると、Aくんが急に学校に来なくなりました。中3の自分では、なぜそうなるのか知らずに、何でだろうとか、自分が悪いことをしたのかとか、いろいろ考えました。


しばらくして、担任の先生から事情を聞くことができました。


おそらく、大きい音が苦手で、今のクラスの元気がいいから、気になって気になってクラスに入りにくいみたいなんだよね

いわゆる感覚過敏だったみたいです。

初めて聞いたときは、そんなことがあるんだと驚きました。


自分の恩人が、環境が変わると苦しんでしまう。
何とか力になれないか。

とりあえず、Aくんの家に遊びに行ったり、喋ったりすることを続けました。

また、担任の先生も、頻繁に連絡を取ったり、様子を聞いたりしているようでした。


その姿を見て、自分は、

一生懸命行動されてる姿はかっこいいな

と思うのが半分、

自分だったらこうしたいな、ああしたいな、そもそも何で学校って行かないといけないんだ!?


ということを半分、考えてました。

自分が中2の時、学校に行くから苦しむ、中3になったらまた別の子が苦しむ、…

大人数で学ぶシステムが、なぜ続けられていくんだろう、一定数苦しむ生徒は出てくるのに…

ということを考えてました。


この経験から、

・なぜ学校が必要なのかを勉強したい

・どうにかして苦しむ中学生を救う教師になりたい

・個人個人を助けるための心理学を学びたい

と思うようになりました。


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中学校で働いていると、中学時代に良い恩師に出会った、中学校が好きだった、学校が好きだった、子どもが好きだった、などなどの理由で先生になられた人が多い印象を受けています。

しかし、自分は、中学校が嫌だった、大嫌いだった、だからこそ自分が大人になったら何とかできないかなというきっかけで教師になりました。


まあいろんな考えを持った大人がいる方が、子どもにとってもプラスになるのかな、と思って、学校嫌いでも教師を続けてる感じですね。

(まあ不登校に対する考え方とかは、学校好きな先生と全く考えが合わないことがあって、もどかしい気持ちになることも…、大学時代に不登校について結構勉強したので、機会があれば書きます)


ちょっと長かった?んですが、今の仕事に就くきっかけとなった大きな出来事でした。

中学校で苦しんだからこそ、中学校が嫌いだからこそ中学教師になった、異質な人間のエピソードでした。

次回は高校生編を書こうと思います。部活編と勉強編になりそうです。


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