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東大の秋入学と修士一貫5年制過程創設

歓迎されているのに差別されるインター生

本当に日本の行政って面白いな、と思うんですよね。

ご存知かもしれませんが、今年の中受から、中受狙いのインター生が制限されています。

でも反対に、受け入れる私立中学の方は、生き残りをかけて国際生枠を増やしているところが非常に多いという現実。

行政と学校側の思惑、全然足並み揃ってない(笑)

教育に携わる大人たちよ、一体何がしたいんだ?!

そんなわけで、大阪府知事を応援しているわけです。こちらの記事で書きました。

・・・と思っていたところ、このニュース。

東大の秋入学と5年生課程創設

日本の教育界だけでなく、産業界にも、最善の決断と後世に評価されるでしょう(私が太鼓判)

なんでも2012年に発表されていたこの構想。当時のニュースを見ると、「そんなことしてどうすんだ東大」的な批判記事が多く、出る杭は打たれる日本を象徴するようです。

この秋入学に奔走した元東大学長、濱田純一氏の本まで出ている。涙なしには語れない改革なのでしょう・・・よくぞ諦めずにここまで・・・でも、その甲斐あってようやくエンジンがかかってきたようです。

我が子が通うインターも御多分に洩れず、東大進学者がいます。慶應SFC、上智などは皆さんもご存知の通り国際生に広く門戸を開けてきた大学ですが、今や国立大にも広がっているんです。

インターに通う日本人親は、外国かぶれのうわついた親、と見られることも少なくないですが、実際には真逆で、日本を大切に思い将来を憂いているからこそ、この選択をしている、という家庭が少なくない。

枠組み策定で行政がアタフタしている間に、東大に日本だけでなく世界から優秀な学生がますます集まるでしょう。以前も下記リンクの記事で書きましたが、その根拠の一つは学費も含めた暮らしやすさ。

日本の高等教育がいよいよ楽しみになる


受験戦争を勝ち抜いた日本人と、多様性と国際競争力を兼ね備えた多国籍学生が揃う環境、とても楽しみですね。

インターに子供を送り込んでいるご家庭の皆様。

この数年で他の大学や高等教育機関も東大のチャレンジに追随することでしょう。

明るい未来が見えてきた気がしませんか?希望を持って、我が子のアカデミックなチャレンジを見守りたいですね。

入りたくても入れない!インターお受験

今現在、インターナショナルスクールの数は増えているとはいえ、急速に人気が出ており、その席を確保するのはかなり大変です。

上の過去記事では、有料で特殊なインター小学校受験事情を解説しています。



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