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学校をつくるという夢が叶った話

この記事は2019年10月6日のFaceboo投稿と、それから約4年経った今の話です。

叶った夢の内容

↓ここから昔のFacebook投稿の内容

【夢が叶った話】
まず結論から。

チームラボとチームラボアーキテクツで北海道安平町に公立の小中学校をつくります。

そして、学校設立のプロジェクトのためにチームラボに7年ぶりにジョインしてます。

夢が叶った話ということで、少し昔話を。

学生の時に描いた夢

学生時代や就活の時からの友達は知っていると思うのですが、

実は僕は学校の先生になろうと思っていました。

なので教員免許も持っています。

(中学理科、高校の物理/化学/生物/地学の免許)

学校の先生になりたいというか、なんとなく教育をやりたいなぁと思ってて、

学校の先生位しか思いつかなかったからって感じです。

学校の先生になるなら、もっと勉強したほうがいいなぁと思って、大学院に行き

学校の先生になるなら、社会を知ってたほうがいいなぁと思って、就職活動をしました。

就職活動では、その時に出会った仲間たちと

人生で何をやりたいか、どんな人生を歩みたいか、どんな世界を作りたいか、

とてもとても真剣に本気で考えました。

その時の仲間たちと一緒に、起業の真似事をしたりして、大学院を中退しちゃったり、

1万人の夢を集めるプロジェクトとかをやったりしてました。

ほんとに通りすがりの1万人の人に夢を聞いて、書いてもらって、写真を撮って、

1万人の夢の展覧会を開催するという、死ぬほどエモいプロジェクトをやってました。

東京グラフィティみたいなやつですね。

そんなんやってる当事者なので、もちろん自分たちも夢を書きます。

その時、僕が書いた夢は「学校をつくる」でした。

「学校の先生になる」ではなく、「学校をつくる」

特に根拠とか原体験があるわけではないんだけど、

多分、ただ単純にみんなが楽しそうにしてる場所をつくりたいとかそんなことを考えて、

当時の僕がそれを精一杯大きく描いた夢が学校をつくることだったんだと思います。

チームラボに入社。死ぬほど働いて死んだ

そんなことを考えながら、まずは社会に出てとにかく成長しようと思って、

起業の真似事中に出会った会社が13年前のチームラボでした。23歳の時のことです。

当時のチームラボの企業理念は「日本再生」でした。

それと会社の名前の由来がとても気に入って、

社会人としてはウルトラポンコツでしたが、ポテンシャル採用ってことで、

運よく新卒として入社をすることが出来ました。(いまだったら2億パーセント採用されない)

「日本再生するぞー!世界行くぞー!」っていう、やる気と気合と根性だけで頑張っていたら、

色んなプロジェクトをやらしてもらい、死ぬほどみんなに迷惑をかけながら

チームラボボールをつくったり、工作室が立ち上がって、仲間がどんどん増えてって、

徐々に世界に行けるようなプロジェクトが出てきました。

そんなタイミングで、もうちょっとマジムリ死んじゃうってなって、

チームラボを辞めました。

チームラボを辞めた時に決めていた目標

辞める時にいくつか決めていた目標があって、その中の一つが

「チームラボとまた一緒に仕事をすること」でした。

一緒に仕事をするっていうことは、

チームラボが世界で活躍する仕事と同じレベルで仕事をしていないといけいないので、

一番ハードルが高い目標でした。

すべての点と点が夢につながる奇跡

学校をつくる安平町はたまたまご縁があって、2年以上前から関わっていて、日本で最高の町になることを目指し、仲間と一緒に頑張っていました。

そんな中、昨年の北海道胆振東部地震が起き、

被災した早来中学校が使えなくなってしまいました。

「復旧から復興へ」を合言葉に、

震災前よりも、より良い町にするために、

復興のシンボルとして、新しい学校をつくるプロジェクトが立ち上がり

プロポーザルでの採択を経て、チームラボと学校づくりに参加することになりました。

個人的には、社会に出てから色んな所に置いてきた、

すべての点と点が繋がったような感覚のプロジェクトです。

数年がかりのとても長いプロジェクトになります。

まだ、夢の途中です。

ずっと注目していてください。

絶対に日本で最高の学校にします。

そして、これを機に、教育や福祉に関わりたいすべてのみんなと一緒にプロジェクトを進めていけたらなと思っています。

その学校について、北海道最大のカンファレンス NoMaps にて、チームラボ 堺大輔 チームラボアーキテクツ 河田将吾が話します。お近くの方はご参加ください。

という訳でシェア拡散大歓迎!

写真は敷地です。

(ここまで長い投稿になるとは思わなかったから、そのうちnoteとかにまとめていこうかしら・・・)

※補足
・安平町にはいません。新宿に住んでます。設計は北海道での学校建設で実績のあるアトリエブンクとチームラボ、チームラボアーキテクツの三社共同サポートは全国で先進的な学校を数多く手がけているIEE(教育環境研究所)っていう体制です。
ここまでがFacebook投稿の内容

それから約4年が経ち夢が形になった学校「早来学園」が開校

4年かけて形にしてきた学校「早来学園」が一般公開される機会が訪れました。僕の夢の形をぜひ見に来てください。お願いします。
2023年8月3-4日@北海道安平町
公教育日本一の街を目指す安平教育フォーラムの先行受付フォームはこちら

全国から注目される早来学園

チームラボのICT空間設計によってだれもが学校を作れる空間に

早来学園特設サイト


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