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【子育て】「おかあさんになる」と言った娘に感じる自立心の芽生え

ある日、4歳の娘が
「おかあさんになるね。」と宣言してきました。最初は何をいっているのか、分からなかったです。

妻がいつものように昼食を作ろうとしていると、「おかあさんだから、お手伝いするね。」と、野菜を切っている妻の元へやってきます。その時使っていた野菜は人参やじゃがいもなど、子供用の包丁では切れないような硬いものばかり。「これは危ないから、またお手伝いしてほしいときに、お願いするね。」と優しくたしなめようとすると、「いやだ!おかあさんだから、お手伝いするの!」と怒り出します。考えた妻はウインナーを取り出し、それを娘に切ってもらいましたが、サイズはバラバラだし、切ったウインナーがキッチンの床に落ちる落ちる…

ウインナーを切り終わると、娘はおもむろにシンクへ行き、スポンジにハンドソープをつけ始めます。何をするの?と聞くと、「おかあさんだから、あらいものもするの。」とのこと。普段親がやっていることを見ていて、見様見真似でやってみたんだな、と関心しました。ハンドソープではなく、食器洗い洗剤を使うことを教え、実際にやらしてみると、ガシャガシャやるため水と泡は飛び散り、その上大事な汚れはあまり落ちていない…

その後私が、できた昼ごはんを食卓へ運ぼうとしていると、「おかあさんだから、わたしがやるの」と娘。不安になりながらも任せてみると、案の定、米の入った茶碗を落としてしまいました…

娘はお母さんが大好きで、お母さんのように一人前の女性になりたい!と子供ながらに思っているのでしょう。お手伝いをするその場面から、娘の自立心の芽生えを感じました。まだ夜になると一人でトイレにいけない小さな娘ですが、幼稚園の背の順で一番前に並んでいる小さな娘ですが、大きく在りたいと願っているんだなぁ…

いや、世界一可愛い娘だけど、本当に声を張り上げ、怒らなかった我々を褒めてあげたい!手伝う気持ちは有り難いが、その手伝いがなければ、3倍の速さで終わるのに!といった親の気持ち、分かりますよね?笑

子供の自立のためには、親は黙って子供に任せる、後始末はしてやるという忍耐が必要…と思っていますが、本当に日々親としての修行の日々です。

親が子供を育てる、と同時に子供が親を育てる。切実にそう感じます。ありがとう、子供たち。おかげで私も妻もだいぶ我慢強くなってきたよ。ほどほどにこれからもお手伝いよろしくね。

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