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残業は正義ではない

皆さん、こんにちは!!
現在私立中学高等学校で、数学の教員をしながら教員を目指している方や、教員に対する些細な疑問を持つ方たちに向けて情報を発信している、S.Kiriaです。

「お先失礼します」

この言葉を職場の人に伝えることが、私にとってその日の最後を締めくくる最後の業務。

私はこの業務がとても苦手です…。

社会人にとって、コミュニケーションの1つである挨拶はとても重要。
業務を終え、職場を出る際も社会人のほとんどが職場の人に挨拶(失礼しますなどの一言)をしてから帰路に着くのではないでしょうか?

しかし、この最後の挨拶ってすごい勇気がいると思うんです。
特に、職場にたくさんの人が残っている状態ではなおさら。

「あの人、早く帰って羨ましい」

自意識過剰かもしれませんが、上記のように残業している方たちから思われるのではないかと私自身は思ってしまうのです。

それには、大きな理由があります。

「残業することが正義」

この風潮が教育現場には存在するからです。

教員は毎日残業で大変そう……

と世間一般的にそう思われていますが、それは違います。
効率的に仕事ができる教員は業務時間中に仕事を終えています。
これは、私の個人的な感想ですが、残業している先生の多くは、自ら仕事量を増やしている。もしくは、業務時間中に休んでいたり、他の先生と話していたり、最初から業務時間内に仕事を終わらせようとしていない先生が残業しているような気がします。

つまり、何が言いたいかと言うと教員は決して残業が多い仕事とは言い難いということです。

しかし、皆さんが教員は残業が当たり前と思っているように、先生方も残業するのは当たり前と考えてしまっている人が多いため、職員室内全体として「残業する人は偉い」,「残業が正義」という風潮が根強く存在しているんです。

だからこそ、定時帰り・早く帰る人にはあまりいい印象を持たない人もいます。
実際、職員室でもあの先生はいつも定時帰りで羨ましいよねというような話をしている先生を見たことがあります。
確かに仕事を終わらせずに帰ったり、押し付けて帰ったり、他者を巻き込んでしまっているにも関わらず早く帰ってしまう先生に関してネガティブな印象を持ってしまうことは仕方がないことだと思いますが、自分の仕事をしっかり終わらせて定時に帰っているのであれば何も問題がないと思うんですけどね(笑)

教育現場では早く帰ることは悪のように考えられているみたいなので、帰る時の「お先失礼します」という挨拶は自分は先に帰りますよという報告をしているみたいで結構勇気がいるんですよね(笑)

特に若手からしたら、先輩や上司がいる状況で帰るのは至難の業!

こんな挨拶1つで悩んでいるのはバカバカしいと思う方もいると思いますが、教育現場では同じような悩みを持った人は結構いると思っています。

先輩や上司の人が率先して帰宅したり、定時を最終退勤時間にするなどして教育現場全体がもっと帰りやすい環境になってくれることを願っています。

本日は、お忙しい中、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
今後も教員生活のありのままを発信していこうと思いますので、フォローのほどお願いいたします!

また、先ほど記事でも紹介させていただいたような教材を専用サイトにて1教材あたり50円で販売していますので教材準備の時間がない先生や、基礎定着を徹底したい学生の皆さんはぜひ購入していただければと思います。
よろしくお願いいたします!
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