【教員採用試験対策】#1
この時期になると、教育学部の学生はそわそわしてきますよね。大学によってはその自治体の方が教員採用試験について話に来てくれます。
「教員採用試験」は略して「教採(きょうさい)」と呼ばれます。(※以下、教採と略します)
僕は教育学部の学生でした。なので、この試験に合格するために4年間大学で勉強してきたようなものです。教採は自分で調べて当たり前という風潮があるので意外と教採について知らない人もいるかもしれません。(私もそうでした)
在学中は3つの自治体を受験して全て合格を頂きました。僕の経験から言うと合格する人は合格して落ちる人は落ちます(笑)じゃあ、どんな人が合格するの?答えは簡単です。学校に入って戦力になる人です。もちろん伸び代も考慮して考えられますが、教員採用試験はそれを測るためのものだと考えてください。そのために筆記テストで、
面接で、集団討論で、模擬授業で、小論文で自分の希少性をアピールするんです。全ての経験が役に立ちますよ。教採についてまずは知るべきことをQ&A形式にまとめました。
Q1.教員採用試験って何のためにあるの?
A1.先生になるために受ける試験です。正確に言うと、「教諭」になるために受ける試験です。
Q2.「教諭」って何?
A2.一般的に先生には2種類の分類があります。「教諭」と「講師(常勤講師)」です。(非常勤講師や臨時任用講師等も講師に含みます)簡単に言うと、教諭=正規/講師=アルバイトのような感覚です。(アルバイトは言い過ぎでしょと思うかもしれませんが、講師は一年単位の契約ですのであながち間違いではないと思います)
Q3.教諭と講師の差は何?
A3.教諭になると、正規採用となりますので研修の機会が充実しています。1年目には初任者研修というのがあり、5年目・10年目という区切りの中で研修を受けます。また、担任以外の役割(校務分掌)でも立場のある役職を任せてもらえます。(能力にも応じますが)特に現場では教諭を学校全体で育てようという意識が高いです。そして何よりボーナス(夏季手当・冬季手当)がでます。年数に応じて金額は上がってきますが、講師とは額も変わります。退職金もでるなまた、また、福利厚生も充実しており、物を安く買うことができたり、安い保険に入れたりと現職のときはかなり得をしました。さらに、周りからの印象も全然違います。学校現場を分かっている保護者はやっぱり講師には担任して欲しくないようで何度かクレームがきた時もありました。それくらい待遇が違うんです。
Q4.何から始めればいいの?
A4.まずは、希望する自治体のホームページにアクセスし、募集要項を読んでください。そして、エントリーシートの締め切りや電子申請の締め切り等、その期日までにしなければならないことがあるのでそれを確実にこなしてください。
いかがでしたでしょうか。このような形で更新していきます。もし、質問等がありましたら、
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