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【働くとは?】#問い1

 みなさんは日々の生活で我々が当たり前のように言葉で発していることの意味を考えたり、問いをたてたりすることはありませんか。例えば、「なぜ人は生きているのか」や「当たり前ってなんだろうか」とかです。僕は小学校教諭として働いていました。もちろん担任です。3年目の時に学年主任もさせて頂きました。朝の7時には学校に来て、帰るのは21時を越える、そんな毎日です。(もっと遅くなる時もあります。)アルバイトだと6時間の勤務で30分の休憩、8時間の勤務で60分の休憩が義務付けられてますがそんなものはありません(笑)授業以外は宿題の丸つけや生徒指導に追われ、給食の時間にも必死でやっているくらいです。そういうとき、大変なときによく自分に問いかけていました。「働くってなんなの?」と。
 幸い、昨年度はコロナ禍の中の学年・学級運営だったので、放課後には児童の机を一つ一つ消毒をしたり、トイレ掃除をしたり、考える時が沢山ありました。僕の答えは、「人の役に立つため」です。僕は担任として、一つの小学校の1人の先生として、子どもたちに愛情をもって接し、「勉強が分かるようになった」や「友達と仲直りできた」とかそういう子どもの手助けをするために働いているのだと思います。それが嫌なら、大変なら、割りに合わないと思うなら、その仕事は向いてないんだと感じます。自己満足でもいいんです、自分がやりがいをもって働くことができたら。
 僕はもっともっと子どもたちの役に立ちたい、授業の腕を上げたいと思い、大学院に進学しました。(現場でたくさん経験を詰んでも、先人たちの授業理論を理解するのも人それぞれの考え方です。)先人たちが積み上げた歴史ある先生という仕事に理解を示してくれる人が増えることを祈っています。

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