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子どもが低学年で海外へ!英語力がグングン伸びる子のママがしていること

こんにちは。ベトナムのEDUBALアンバサダーChieです。
ベトナムのインターナショナルスクールに子どもたちを通わせて1年半。
ここで多くの日本人ファミリーと出会いました。
特に自分の子どもたちと同じ世代のお子さんを持つご家族との交流は多く、その中で、低学年で海外に来て、割と短期間でグーッと英語力を伸ばしていく子となかなか伸び悩む子がいるのを目にしてきました。
その違いは何かなと観察し、見たり聞いたりしたことをまとめてみたいなと思います。

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言語能力が著しく高い場合は除き、学校任せにしていてはまず間違いなく期待するほど伸びません。子どもをインターナショナルスクールに入れたからって勝手に自然に英語力がグングン伸びていくと思っては大間違い!特にアジア圏の日本人が多いインターナショナルスクールでは日本人同士の交流も多いので要注意です。親の努力が確実に必要とされています!

英語チューターをつけてサポートするご家庭もあります。全然反対しません!英語力がグッと上がれば授業の理解度も上がり、交友関係も広げやすく、インターナショナルスクール生活をより楽しめると思うからです。

ですが今回は、英語力がグングン伸びていく子たちの親がお金をかけずにどんな努力をしているのか。私自身が観察したり、お話を伺ってわかったことを3つにまとてお伝えしたいと思います。

1、先生との連携

まずこれは必須ですよね。我が子の英語力を上げていくために担任の先生とどうやってサポートしていくか頻繁に相談し連絡を取り合います。

ある友人に話を聞いたら
「家でこういうことをたくさんやってね!」
「明日はこういう内容をやるから事前に練習しておくといいよ!」
など先生から定期的にアドバイスをもらったり、

逆に親側から
「グループワークなどの時はできるだけ日本人がいないグループ、かつ、英語がネイティブではない非日本人と同じグループにしてください。」
「うちの子が日本人とばかり遊んでいたら他の子と遊べるような仕掛けをしてもらえると嬉しいです。」
とリクエストしたりしていたそうです。

先生も20名前後の子どもたちをみているので、なかなか全ての子どもたちに細やかな配慮はできない部分もありますが、そうやって親と連携したり、相談リクエストすることで、先生の対応も変わってきます。

また、担任の先生だけでなくEAL(English as an Additional Language)やESL(English as a Second Language)の先生とも同じように連絡を取り合います。今はどのレベルで、いつまでにどのレベルまで持っていきたいのか、その為に家ではどんなことをしてあげたらいいのかなど話をすると、親も目標やすべきことがわかってサポートしやすくなります。

※EALやESLは学校ごとに色々な呼び方があるかと思いますが、要は英語がネイティブではない生徒のために用意された特別英語授業です。

2、プレイデートのセッティング

これも超重要です。やはり英語力の伸びは友達とのコミュニケーション量がものを言います。学校だけでは聞く時間や作業をする時間も多く、また発言やコミュニケーションが必要な場面も授業関連の話では英語力に自信がない子はなかなか発言しづらいもの。だからこそプレイデートをセッティングし、友達とたわいもない会話をする時間をたくさん確保する必要があります。
そこでおすすめなのが上でも少し述べた「英語がネイティブではない非日本人」とプレイデートすること。ネイティブの子は使う語彙のレベルも高かったり、スピードが速かったりします。お互い非ネイティブだとお互いの気持ちも分かりやすく、また、相手も英語ネイティブじゃないのに英語を頑張って話しているなら自分も頑張ろう!間違ったっていいや!という気持ちになりやすかったりします。プレイデートのセッティングは正直面倒臭いかもしれませんが、やはり低学年で英語が伸びてる親はここの努力を怠っていないなと感じます!
また、子ども同士のプレイデートのセッティングだけでなく、英語話者ファミリーを家に招いたり、一緒に出かけたりして家族同士で仲良くするというのも良いなと思いました。

3、リソースのフル利用

学校が図書館を開放してくれていたり、放課後や週末にも課外活動やイベントが開催されていたりして、学校の授業以外にも英語に触れ合う機会、英語環境に浸るチャンスやリソースは多くあります。英語を「勉強させる」というよりも、英語に触れるチャンスをフルに活用しているというのも、英語が伸びる子の親の特徴かと思います。

英語がストレスに感じてしまう子もいるかと思いますが、楽しいアクティビティを通して英語に触れることで自然に英語と仲良くなるといいですよね!

あるお母さんは毎週末学校の図書館に行き、子どもに好きな本を借りさせてあげる一方で、自分の子どものレベルにあった本をお母さんが選び数冊借りていました。適切レベルは1で述べた「先生との連携」があってこそ的確に把握できるものなので、やはりそこも大切だなとこのお母さんと話をして感じました。

我が家の次女(G1)も本は日々読んでます!

最後に

やっぱり親自身の在り方も大切!
お母さんが常に日本人のママ友とばかり仲良くしていては、子どもたちだってそうなってしまいます。親がインターナショナルな環境を楽しんでいたり、英語力を磨こうとしたり、国際的な交友関係を広げていくことで子どもたちへの良い影響もたくさんあると思います!

日本から海外に出てきて急に英語環境に放り込まれた子どもたちは、それでなくとも苦労が多いかと思いますが、英語が伸びると学校生活はグッと楽しく豊かになっていくはずなのでぜひしっかりサポートしてあげてくださいね!