【アメリカ駐在】アメリカで新体操を習う
こんにちは。edubalアンバサダーの和歌子です。
今回はアメリカ・ミシガンでの生活中に子供達が実際関わった習い事、その中でも大きな影響を受けた新体操について書きたいと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。
アメリカの有名どころプロスポーツといえばアイスホッケー、野球、フットボール、バスケといったところでしょうか。
男の子がいたら一度は習わせたいと思うものばかり。
子供達と見に行ったメジャーリーグやNBAの熱気、迫力は鳥肌が立つ程だった事を今も覚えています。
女の子はというとジムナスティックやバレエ、アイススケートやピアノでしょうか。
その中で我が家が選んだものは新体操でした。
日本の幼稚園年中から習っていた事、たまたま近くに日本人の先生がおられた事が決め手でした。
ミシガン州にて日本人のさとこ先生が主宰されている新体操のお教室
Tokofit Rhythmic Gymnastics
アメリカで新体操を教えている日本人の先生が居るんだという驚きと共に、このご縁は大切にしたいと感じた瞬間でした。この教室を立ち上げられたさとこ先生との出会いは2019年の冬、ここから始まりました。
練習の日々
幼稚園で習ってはいたものの、大会などには出た事もなく比較的のんびり楽しくをメインに続けていた日本での新体操はここへ来て一変。団体として数々の大会出場そして優勝を目指し、日本のみならずシリア、インドでも教えられていたりと常に世界に目を向けられている先生下のレッスンはそれまでとは全く違うものでした。
ストイックで厳しい事には理由があり、体幹を鍛える事の大切さや大きな成果を成し遂げる為には日々の努力が必要な事、限界だと思った時こそが勝負だという事。そこから後一踏ん張り頑張れるかどうかが未来への一歩に繋がる事。
どれも練習から教えられた事ばかりでした。
そして教室に通い始めて1年が過ぎた2020年3月に初めての大会へと出る事が決まりました。
トコフィットとして新体操団体出場も初めての事。ミシガンステイトミート(州大会)。
初めての団体試合
団体演技の練習が始まりそれまで以上に先生の指導にも熱を帯び渇が飛ぶ日々が始まりました。
チームで呼吸を合わす事、その為にはもちろん一人一人の努力も大切でありその上で相手を思い遣る気持ちの大切さ、ただ演技をするというだけではなく精神的にも沢山の学びがありました。
思うようにいかなくて悔しくて泣いた日も何度もありました。
新体操はもう辞める、大会へのプレッシャーや続く練習にそう言った事もありました。そんな時でも先生は必ず納得がいくまで寄り添い話を聞いてくれました。
そして祈る思いで迎えた試合当日。
ノーミス、パーフェクトな演技、堂々と演技をする子供達の姿に感動の涙が止まりませんでした。
その結果団体演技金メダルを取り優勝。
このメダルを勝ち取れたのは間違いなく先生のご指導のお陰で、それに歯を食いしばってついていった子供達の努力の結晶でした。
例え苦しくて先が見えないと思う道であったとしても努力を続ける事がこんな素晴らしい未来へと続いていく、さとこ先生は子供達にそんな事を教えてくれました。
大きな試合も出た事がなかった頃からは比べ物にならない程身も心身共に成長した事はここで得られた大きな財産となりました。
コロナ禍でも工夫することの大切さ
この試合の直後にロックダウンとなり残念ながらその後の試合はすべてなくなってしまいましたが、ロックダウン中にはオンラインで繋がりレッスンを続けてくださったり世界中に居てる先生(バレエや新体操の先生)方からのレッスンを受ける事が出来たりと決してその足を止める事はなく、どんな状況下であってもできる事を見つける事の大切さ、そしてなによりそれを楽しむ事を(先生はとにかくいつもポジティブで楽しそう!)
また教えてもらいました。
さとこ先生という人
東日本大地震の時はその頃海外協力隊で居たシリアから駆けつけて学校へ通えなくなった子供達の為に幼稚園を立ち上げられた事
現在男子新体操を広める活動をされてる事
世界中の誰もが新体操を出来てそこから笑顔になれる為、人の為、そんな架け橋のような活動をされているさとこ先生だからこそ、
アフリカウガンダの方からわざわざ先生に依頼がありウガンダの新体操支援にもこれから携わられる事。
“学校では教えてくれない事”が正にここにあり。
さとこ先生とトコフィットはそんな場所でした。
YouTubeもされているさとこ先生
メイク動画とか面白い。
写真に少しありましたがトコフィットのレオタードは全て生徒のお母さんが作られています。
また現在チームを率いる先生は元々保護者の方でした。
トコフィットが愛され続け尚且つ強い団体で居続けている事はその保護者の方の結束力もあるのでしょう。
比較的日本人の多い習い事ではありましたが現地校で頑張っていた娘にとっては日本語で話せる環境はホッとできるありがたいものでした。沢山ある習い事の中で何を選ぶかはその時の状況や本人の意思で様々だと思います。現地の習い事をするも良し、学校のアフタースクールをするも良し。アメリカに居ても新体操を続けられた事に、そして先生との出会いにも全てに感謝の我が家の習い事体験記でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました🤗
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