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(心理学)教師の働き方

Newton振り返り記事第四弾(涙の最終回!)

第一弾は子どもと接する時のコツ

第二弾は気になる子への支援

第三弾は保護者との関係づくり

と、保育をメイン書いてきましたが、

最終回は、“働き方について“にしたいと思います。

最近、教師の働き方について、話題になることが多いですよね。

残業代が出ないのに、残業&持ち帰り仕事が多すぎるだとか、

学校の役割が膨大になりすぎているだとか、

そんな働き方について心理学の観点から改善の余地を探していこう!


真理の錯誤効果(繰り返し接する情報を真実だと思ってしまう)

コロナに関するマスコミの報道からも伺えますが、

繰り返し同じことを聞いていると、本当にそうであるかのように信じ込んでしまう。

そのような現象を真理の錯誤効果というようです。

わたしの働き方、これで大丈夫?

「これが普通よ」「当たり前」と言われているうちに、

そうと思い込んで何も考えずに無駄な残業しちゃってないかな?

・・・よくありました。

出席簿の用紙、手書きでいちいち日付を書いて作っていました。

なんと間違えると、砂消しor全部書き直し。

エクセルでデータを作っちゃえば、いちいち作り直さなくっていいし、

すぐに修正できるじゃない!

データの集計だって簡単にやってくれるし、

どうして、「当たり前」を疑わず、出席簿の用紙を作るだけで何十時間もかけていたのかしら。


傍観者効果(周囲に多くの人がいればいるほど、困っている人を助ける人がいなくなる)

例えば、持っているものが散らばってしまった時、

人がまばらな道と、

多くの人がいる道とでは、

まばらな道の方が、手伝ってもらえるという不思議な現象。

どうやら、周りに人がいればいるほど、一人一人の責任が分散される&周りの人と同じでありたいという心理状態になり、スルーすることが多いようです。


職場ではどうですか?

例えば、保育の進め方に困っている新人先生がいたとき、

例えば、印刷機に用紙がなくなっている瞬間を見かけたとき、

例えば、不審な音が聞こえたとき、

周囲の人が気づいていなさそうでも、助けの手を差し伸べられる人でありたいなと思います。


リスキーシフト(集団で議論すると、リスキーな結論に導かれやすい)

これ、一番不思議だなーと思いました。

一人一人の意見の危険度の平均値よりも、

集団で議論した方が危険度が上がるんだそうです。

不思議すぎませんか?

話し合うと、なぜかシャープな意見を表したり、まとめたくなるからなのでしょうか。

これは気をつけたい現象です。

たくさんの会議がある中で、

子どもの命、そして保護者の信頼、

そして、保育者の心身の健康を忘れないように

結論を出して言いたいですね。



以上、涙の最終回でした。


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