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11 レコード〜その1

先日、義父からコレクションしていたレコードの山を受け継ぐことになった。父は音楽、オーディオ好きで自慢のコレクションとしていたもので、そのほとんどが見本盤というおまけ付きなものだった。昔、仕事の関係でお礼でもらったものだったらしく、その殆どのレコードが放送局から譲り受けたものだったため見本盤がほとんどだったということらしい。

貰ったレコードは約400枚。ジャケットは経年劣化していたが、レコード盤そのものはかなり状態が良かった。聞かないものも多かったんだろう。

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2回に分けて譲り受けた。これは1回目のレコード。300枚くらいここにある。

今日はその中からいくつか貴重なレコードを紹介しようと思う。

1 Bob Marley & The Wailers ”Catch A Fire"

レゲエの神様のメジャーデビューアルバム。有名なジッポージャケット。

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ジャケットをつなぐ金具は取れている。

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レコードの時代は、パッケージに工夫を凝らしているものが多かった。こういうものに触れていると時を忘れる。

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もちろん見本盤。白レーベル。

2 山下達郎・竹内まりやのプロモ盤

CityPopの代表的アーティストの貴重な見本盤。私は一度も書籍などでも見た事がない。中には、プロモキット用の冊子が入っている。

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昔流行った、DJスタイルの形で作られている。小林克也と竹内まりやのDJ。

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12インチの45回転盤。デビューに関するプロモ用だったんだろう。

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お馴染みの名曲 ”クリスマス・イブ”が収録されている名盤。の見本盤。

3 Apple Recordsの見本盤。

ビートルズが作ったアップルレコード。そのレーベルの中からリリースしたレコード。

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左から、ジェームステイラーの「心の旅路」、ヨーコオノの「無限の大宇宙」、メリーホプキンの「大地の歌」全て見本盤の白レーベル。

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昨今、改めてレコードが見直されていて、レコード需要が加熱し人気盤の相場が上がっている。レコードは音質はデジタルにない味わい、そしてアートワークも楽しい。まさに総合芸術という意味合いがある。CDに慣れ親しんだ私もレコードは新鮮だ。このような先人たちが作り上げたレコードの一部だけれど、多くの方に見ていただけるとこのような見かけないレコードを見る機会にできれば嬉しいなと思っている。何回かに分けて私の趣味でご紹介しようと思っています。お楽しみに。


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