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教育の道に進んだ理由

 今回は、なぜ私が教育の道を選んだのか、ざっくりとその理由を書きたいと思います(^v^)


 きっかけは高校時代

 高校1年生くらいまでは医者になりたいと考えていました。人の命を救う仕事は最も人の役に立てると考えたからです。しかし、適応障害と診断されて学校に通えなくなると、その考えも変わっていきました。中学3年生のときに適応障害と診断されて長い期間メンタルクリニックに通いましたが、自分の状況は改善しませんでした。だんだんと病院に行く意味がわからなくなり、「医療は人を救う」という私の妄想は崩れていきました。もちろん、医療は人を救っているし素晴らしい仕事ですが、常に完璧に人を救えるわけではないと気づいたのです。この頃から、「人の命を救う事が役に立つ仕事なら、なぜこの世界には自殺してしまう人が沢山いるのだろう」と考えるようになりました。そして、高校生のときに、教育の道に進む2つの大きなきっかけがありました。


 1つ目のきっかけ

 1つ目のきっかけは、素敵な学校に巡り会えたことです。私は転校を繰り返し、高校は3つの学校に行きました。最後に卒業をした高校が私にとても合っていました。校則がなく、先生方は生徒に対してとてもフレンドリーに接してくださいました。中学の時の行き過ぎた指導や先生方の威圧的な態度がトラウマになっていた私にとって、この学校の環境は安心して通うことができました。色々な学校があって、人それぞれ合う合わない学校があると思いますが、私には校則がなくて自由な学校の方が行きやすくなりました。この学校で自分と同じような境遇の友人ができたり、いつも親身に話を聞いてくださる先生方に支えられながら、次のように考えるようになりました。「結局、人を助けるなんてことは出来ない。他者が出来るのは、その人自身が自分で自分を救うお手伝いができるだけなんだ。」と。周りの人に支えられながら、自分の問題と向き合うようになりました。そして、「自立を支えることが人を救うことだ」と考えるようになりました。もちろん、人を救う方法はいろいろあると思いますが、自分の経験をもとにそう考えるようになったのです。「その人がその人自身を救えるようにサポートする」ために、教育について勉強したいと考えるようになりました。

 2つ目のきっかけ

 2つ目のきっかけは、以下の言葉に出会ったことです。

“One child, one teacher, one book, one pen can change the world.”
一人子どもが、一人の先生が、一冊の本が、一本のペンが世界を変えられます。

マララ・ユスフザイ

 このように言ったマララさんは、命の危険をおかしてまで学校に通っていました。彼女の住んでいた場所では、女の子は教育を受けることが禁止され、学校に行くことで命を狙われる状況でした。ある時、銃の攻撃を受けましたが、一命をとりとめました。そして、教育の大切さを彼女は訴え続けています。
 私は、この言葉とマララさんについて知ったときに、命をかけてまで教育を受けたい人がいる、その教育の価値を知りたいと思うようになりました。


最後に

 おもに、高校生のときの経験が教育を選んだきっかけになりました。そして、学べば学ぶほど、教育活動の経験が増えるほど、「教育って面白いな~」と思うようになりました✨これからも、教育の道を深めていきたいです(*^^*)

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