想像の翼が羽ばたく絵本『When I was small』
「ママがちっちゃいときね」で始まる息子との会話
それだけが、淡々と進む物語。
雰囲気のあるイラストに惹かれて手に取ったこちらですが、
どの家族でも繰り広げられる他愛ないこのテーマが優しく、おとぎ話のような世界に感じられるのは
「ママが常軌を逸してちいちゃいから。」
小鳥とまるで変わらない大きさで、小鳥と一緒になって水浴びしたり、可憐な野菊の花一輪が帽子になったり…
正しくなんてなくていい。事実なんてどうでもいい。
自在に想像が膨らむような、こんな豊かな会話してみたい、と思った可愛い絵本。
よりたくさんの良書をお伝えできるように、頑張ります!