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今の地球の状況を知ってる?大人こそ読みたい『こどもSDGs』

国連の掲げる SDGs=Sustainable Development Goalsは、ともすれば地球温暖化対策、飢餓対策などがフォーカスされることも多いですが、実際には、17のカテゴリーで地球規模の問題を捉えるものです。

17って多いですよね。

私も恥ずかしながら、こういう分類の仕方をしているんだ、ということを知りませんでした。

その上位カテゴリーに5つのPもありますが、いずれにしても、互いが複雑に絡まり合っており、複数の問題をいちどきに解決するために、どれだけの協力が必要かということも含めて、わかりやすくまとまっているなと思います。

そういう意味でも、こども向けということではありますが、むしろこどもと接する機会のある大人向けの本と言ってもいいかもしれません。

まさに私たちが小学校で学んだことの続きが、どうなっているか、私たちが成長しているまさにその間に体感した変化が一冊になっているというのは、生きてきた年数分の経験を見るようで面白いです。

・実際の企業名や人名にも触れられているところ

・現在の達成状況がわかる

のも、問題が身近に感じられるポイント。今年の夏に出た本なので、新型コロナウイルスや#Metoo運動について触れられているのも、よかったです。

すでに娘はこの本を読んでいますが、へーという感じで終わっているところも多そう。香港はまたオンライン授業になったので、この本を使って、「自分なりの意見を持つこと」を一緒に考えていけたらと思います。

よりたくさんの良書をお伝えできるように、頑張ります!