【育児】バイリンガル育児の最大の壁とは
先ほどのnoteの続きです。
こちらでは、幼少期からのバイリンガル育児には一定の効果がある気がする、ということをお話ししました。
が、そんなに簡単なものではないなと思ったのは、日本語優位で、日本語の本も英語の本同様流暢に読む長女の漢字テストが白紙だったのを見た時です。彼女は、年齢以上の漢字も比較的読める方だと思いますが、よく考えたら、もう自由作文はずっと英語。日本語を自由に書く、ということはめっきり無くなっていました。
アルファベットさえ書ければ、フォニックスがある程度定着していれば、文章として英語で書くのが便利なんだろな、というのは側から見ていても思います。
実際、バイリンガル育児は、漢字の出現がひとつのターニングポイント。周りの話を聞くと、理系脳というのか合理的な展開を好む個性の子は、そもそも英語との親和性が高く、よほど語学に興味がない限り、英語が流暢になると、他の言語を習得する必要性が少なくなって英語に寄るようになっていくケースが多いようです。
英語と日本語を育んでいて、選べる力があるのなら、英語の方がいいと考えるのってすごく自然だなぁというのは、海外で過ごしていろんな人に接して気付かされたこと。つまりは、余力部分を語学に持って行くかどうか。これは、人によってまったく正解が異なるのですよね。
ところで、純ジャパな私にとってはありがたいことに、英語と日本語の本をどちらも読む長女は、同じ本を両方の言語で読むことはあまりなくて、面白そうな話ならばどちらで書いてあってもいいということのようです。私は、小学生の頃は海外の児童文学が好きだったので、案外、日本人作家で小学生向けの本の手数が少なく…日本語の美しい、面白い本をもっと見つけたいなと思うこの頃です。
⬇︎小学校高学年の頃に、大好きだった日本人作家による本といえば
⬇︎ちなみに、今年の長女へのクリスマスプレゼントはこちらでした。ハリーポッター作者のJ.K.ローリングの新作。
大事にしていたぬいぐるみを助ける冒険ファンタジー。どきどきしながら読めたようです^^
よりたくさんの良書をお伝えできるように、頑張ります!