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いつの間にか身につけていた『15歳までに知っておきたい言葉1800』

母国語は大して「暗記しなきゃ」「勉強しなきゃ」とならなくても、乾いたスポンジが水を吸うように言葉の意味を知っていくのは、どういうメカニズムなんでしょうか?多言語が”母国語”になりえない脳の構造は、私を救ってくれているのか苦しめているのか・・・

と悩む中、書店で平積みにされていて思わず手に取った本。

日本人なら知っているべき、けれど長女(日本だと小学2年生)がまだ知らない言葉が目白押し。

長女は文章を読むスピードが元々早く(4歳で初見で、お坊さんと同じ速度でお経読んでいてびっくり)、薄いとすぐ読み終わってしまうので、どうしても分量がある年齢以上の本に手を出すことが多いです。しかし、正しい意味を知らずになんとなく読んでいる言葉が増えて「読み飛ばしグセ」がつくのも困りものだなと思っていて。

なので、こういった用語集で語彙を補完できるなら有難い。これは、ルビがきちんと振ってあって、小学生低学年からでも読めるようになっているのが親切です。毎日見開き1ページずつ、例文を自分たちに置き換えながら、一緒に読み合わせしています。

例えば、「あしらう」という言葉は本来いい意味もある言葉ですが、鼻であしらう、軽くあしらうなどで使われるため、ネガティブに捉えている人も多いかとおもいます。そういうのをきちんと知っておいてほしい。

教科書に載った言葉じゃなくても、いつの間にか知っている言葉たち。特に昨今はネットの普及により誤用も多いので、正確な意味を吸収できるように、習慣づけたいなと思います。

よりたくさんの良書をお伝えできるように、頑張ります!