見出し画像

【小五と読書】世界は、気付いていない事だらけ

前に、このピタゴラスイッチメンバー作というのに惹かれて読んだ絵本がきっかけで、

佐藤雅彦氏の本を2冊、取り寄せました。

こちらは、日頃のちょっとした疑問や小さなひっかかりを綴ったエッセイ集。最初、タイトルの『ベンチの足』が「なんのこっちゃら?」でしたが、読後、これ以上のタイトルはないなというくらい、佐藤氏の「気づき」の視点を書いた章でした。

ネタバレは避けつつ…公園のベンチの足の部分って、よくよく見ると、結構細くて華奢ですよね。絵を描いていたとしても、一本線でぴぴっと表せそうなくらい。それって、よくよく考えたら不思議なこと。。

他にも、生まれ育った漁村での強烈な体験、認知症になった実母への一風変わったお見舞いなど、幅のある題材で、娘も読みやすい紙の書籍で取り寄せできたのは、よかったです。実際のところ小学生、中学生くらいで「世界には、まだまだ気づけていないことがたくさんある」と感じることは、すごく価値があると思っています。

そして、こちらは、子供数学の金字塔『数の悪魔』が大好きな長女へ。これが、「ピタゴラスイッチ」「考えるカラスのエッセンス」を抽出したような問題が22問、どれも普通に結構難しい!

シンプルに、「どちらが多い?大きい?」といった問題や、得意の「動かしてみよう」、「モデル化してみよう」など、どれも見方を知れば、複雑な計算や手順などなくてもすっと解けることがわかるのが、この本の醍醐味です。

娘も早速ぱらぱら読んでいました。小五でも十分楽しめる内容。解法がわかっても、その「するり感」を味わうべく、ふとした時に、何度も繰り返し読みたい本かもしれません。

ご存知、私を含め、姉妹が小さいときから大好きな絵本。こちらも、幼稚園児でも楽しめる「すうがく」を扱った名著。


よりたくさんの良書をお伝えできるように、頑張ります!