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ディスレクシアの息子の音読課題

小学校で毎日宿題に出されている音読。
ディスレクシアの息子にとって、また特に「読み」に困難を持つ息子にとっては、簡単な課題ではない。それでも、音読の大切さは理解しているから、やらなくていい、とも言えない。

発達性ディスレクシアの息子にとって、読むことを練習するために、どんな方法が適しているのか色々と検討した。読み書き障がい専用のワークをやるとか、カードを使って単語を素早く読む練習をするとか、アプリを使うとか。息子の読み書きレベルと勉強の時間、主に国語の授業における息子の自己効力感を高める意味でも、教科書で読みの練習することが一番効率的であるという結論に至った。

また、一つひとつの勉強の方法を考える際に、1年生の時に受けたWISC-ⅣやSTRAW-Rの検査結果はとても役立っている。本当に受けて良かったと思う。

我が家では、教科書の音読は、息子と私で交互で行う。
物語や説明文は、私が7割~8割読み、内容の理解と語彙力を身に着けることを重視している。息子には、新しく習う漢字や覚えて欲しい語彙を主に読んでももらう。
詩の音読は、言葉のリズムを感じ取って欲しいから、息子と私で交互に半分ずつ読むようにしている。
読み終えた後は、息子に言葉の意味について説明してもらったり、どんな登場人物がいたか、物語のキーワードとなりそうな質問をゲーム感覚で確認する。
音読も含めて10分程度で終えられるように、息子に負担のない形で進めている。

今悩んでいるのは、読書課題だ。小学2年生になり、読書記録をする課題が通年で出ている。
「何のために読むのか」
今の息子に必要な「読書の目的」を明確にした上で、息子にどういう方法があっているのか検討している。

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