おからパウダーの型抜きクッキー
型抜きクッキーはテンションが上がる。
バターと卵を使って作った黄色い生地を、平たく伸ばし、型抜きする。
私はクッキー型が好きで、母にもらったものと、コツコツと貯めておいたものがあるので、気分やイベントに合わせて選ぶくらい種類があるのだ。
とはいえ、こまごまとした作業は最後の段階で手を抜いてしまいがちなので、型抜きクッキーを作るのは気持ちに余裕のあるときだけ。
というのもバターをちょうどよい室温に戻すのも失敗するし、粉をふるうのも面倒だし、生地を冷蔵庫で寝かせるのは待てないし、生地を均一に伸ばすのも下手くそなので、忙しいときはとてもじゃないけれどできないのだ。
そういうわけでクリスマスツリーを出して、仕事もあらかた片付いた日に作ることに。
今回はクリスマス間近なので、生地はシナモンとジンジャーパウダーを練りこみ、ジンジャーマンとジンジャーガールの型と大小の星形にしてみた。
(あと小学生の娘がデコレーションしたがると思ったので猫を10匹ほど)
そうして1人1人型抜きしたクッキーが本当にかわいい。
焼きあがりは、こんがりとした焼き色がついてもっとかわいい。
加えて100円均一で買ってきたアイシングペンで模様を描いたらもっともっとかわいい!
そういうわけで、おからパウダー入りで、バターと卵黄味が楽しめる型抜きクッキーのレシピがこちらです。
おからパウダーの型抜きクッキー 材料
おからパウダーについて
今回使用しているのは微細タイプのおからパウダーですが、粒感のあるおからパウダーでも作れます。
つまりどっちでも大丈夫です。
おからパウダーの型抜きクッキー 作り方
1.バターをクリーム状に練る
室温に戻したバターをボウルに入れ、砂糖を加え、ゴムベラでクリーム状に練る。
2.卵黄を加える
卵黄を加え、全体が均一になるまでゴムベラで練り混ぜる。
3.粉類を加えて混ぜる
★印の粉類を加え、ゴムベラでぽろぽろになるまで混ぜる。
4.牛乳を加える 生地がまとまらないときのみの工程
生地がひとまとまりにならなければ、牛乳を大さじ1加え、ゴムベラで生地がまとまるように練り混ぜる。
まだまとまらない場合は、様子を見ながら牛乳を加える。
※卵黄のサイズによってまとまることもあります。その場合は牛乳は不要です。
5.生地を寝かせる
生地がひとまとめになったら、ラップに包み、冷蔵庫で1時間以上寝かせる。
6.生地を伸ばして型抜きする
生地をめんぼうで3mmの厚さに伸ばす。
ポイント 生地が台につきやすいので、クッキングシートで挟んで伸ばすとよいです。
型抜きしたら、クッキングシートを敷いた天板に移します。
ポイント 時間が経つと、生地がふにゃふにゃになるので、型抜きしたら周りの生地を取り除き、スケッパーですくうようにして取り、天板へ移動させるとよいです。
7.焼く
オーブンを170度に予熱し、15-20分焼く。
焼けたら冷ます。
→冷めたらお好みでデコレーションします。
8.クッキーをデコレーションする
アイシングペンを用意し、好きなようにデコレーションする。
アイシングが乾いたらできあがり。
アイシングのことを考えて甘さは控えめ。
おからパウダー入りだからカリカリの食感になるかと思いきや、バターと卵黄と片栗粉のおかげでほんのりサクサク。
これに紅茶を合わせて、ジンジャーマンとガールをセットでポリポリといただきました。
◇◇◇◇
こちらもよろしくお願いします!
◇ 「まいにち野菜と豆腐」(江戸野陽子のHP。料理教室の告知が主になっています。
◇ 「すごい豆腐の最高においしい食べ方」笠倉出版社(江戸野陽子の豆腐レシピ本。豆腐は種類別にレシピを紹介。揚げも厚揚げもおからも豆乳も湯葉も詳細に取り上げているところが分かりやすいと評判です)
クリスマスにギリギリ間に合わせました。
子どもも一緒にウキウキしながらデコレーションしていたので、時間があるときに作ってみると楽しいと思います。
今年も1年間、見ていただきましてありがとうございました。よいお年をお過ごしくださいませ。
野菜と豆腐の料理家 豆腐をきっかけに知っていただけたらありがたいかぎりです。