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豆腐の割合を多めにして作る豆腐ハンバーグ

ある日、豆腐ハンバーグの話をしていて、豆腐を量増し目的に使うよねっていう話を聞いていてふと思う。

肉の中に豆腐を混ぜこんだら、それは肉のハンバーグじゃないか。(暴論)
豆腐ハンバーグというからには豆腐を主役にすべきだ、と。

豆腐を多めにすると、豆腐の風味がしっかりで食感はやわらかになるし、玉ねぎの甘みとひき肉の脂も加わってやさしい味になる。

それはもう、それまでのハンバーグとは違った代物になるほどで。

ただ、豆腐が多いと崩れやすいのが難点なので水切りをこれでもか、というくらいしっかりとするのがポイント。

水切り不要と表示されている豆腐でも水切りをしよう。
豆腐がひき肉みたいにぽろぽろになるくらいまでしっかり水切りをすると、崩れにくくなるし、仕上がりが水っぽくならなくてすむ。

そうしてできた豆腐ハンバーグは味噌をきかせたケチャップソースをかければ子どもが喜ぶ一品に。
青じそと大根おろしを添えて和風にするのと、私が嬉しい。

では早速作ってみよう。

豆腐ハンバーグの材料

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材料(2人分)
<ハンバーグ>

木綿豆腐…300g(1丁)
合いびき肉…100g
玉ねぎ…100g(1/2個)
卵…1/2個
塩…小さじ1/2
ナツメグ…少々(なくてもよい)
<ソース>
ケチャップ…大さじ1
ウスターソース…大さじ1
味噌…大さじ1
大根おろし…適量
青しそ…数枚
ポン酢…お好みで

※今回は合いびき肉ですが、鶏ひき肉でも豚ひき肉でもOKです。

豆腐ハンバーグの作り方

1. 豆腐の水切り

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今回使ったのは水切り不要の木綿豆腐。多少水分が残っているので、さらに水切りしてポロポロにさせる。

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豆腐をキッチンぺーパーで包み、600Wのレンジで3分温める。取り出したら重しをして30分以上かけて水切りする。

2. 玉ねぎのみじん切り

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玉ねぎをみじん切りして油を引いたフライパンで炒める。

3. ハンバーグたねを作る

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ボウルに水切りした豆腐を入れてポロポロに崩す。(すりこぎなどで潰したあと、指先でほぐすと細かくなる)

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そこにひき肉、卵、玉ねぎ、塩、ナツメグを加えて、しっかり練り混ぜる。

4. 整形する

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4等分にして、平らな円形に整える。

5. 焼く

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熱したフライパンに油(分量外)を引き、中火で3分焼く。ひっくり返したら蓋をして3分蒸し煮にする。

6. ソースを作る

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ケチャップ・ソース・味噌を混ぜてソースを作る。
お好みで味噌ケチャップソースか、青じそ+大根おろし+ポン酢でいただく。

◇◇◇◇

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焼きたての豆腐ハンバーグは香ばしくて柔らかく、あまり噛まずにすむせいかあっという間に食べてしまって、気づいたら3個ほど食べてしまうほど。

今回は味噌ケチャップだけど、ケチャップでもOK。

時間が経つと身が引き締まって弁当のおかずにもおすすめ。

◇◇◇◇

こちらのレシピは、地元岡山で家づくりをされている工務店SPECIALABOさんが発行しているニュースレターに掲載させていただいたものです。

太っ腹にも公開してもいいよと許可をいただいたので、掲載させていただきます。

◇◇◇◇

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◇ 「まいにち野菜と豆腐」(江戸野陽子のHP。料理教室で作ったレシピなどを定期公開。生おからを使った焼き菓子レシピたくさんあります)
最近は料理教室の告知が主になっています。
オンライン料理教室もできるよう、目下準備中です。

◇ 「すごい豆腐の最高においしい食べ方」笠倉出版社(江戸野陽子の豆腐レシピ本。豆腐は種類別にレシピを紹介。揚げも厚揚げもおからも豆乳も湯葉も詳細に取り上げているところが分かりやすいと評判です)

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