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桃缶とゆであずきと豆乳で、具材は手抜きのシンプル豆花
本場の味とまではいかないが、自分なりのアレンジとレシピで豆花を手作りした。
ちなみに豆花(トウファ)は伝統的な台湾スイーツで、豆乳を硫酸カルシウム等の凝固剤などで固め、シロップ・甘いピーナツ・フルーツなどをのせていただく代物のこと。
これを市販の無調整豆乳をゼラチンで固めて、シロップ・ゆであずき・フルーツ缶で自作するのだが、このシンプルさだと豆乳ゼリーのフルーツポンチみたいでちょっと味気ない。つまらない。あとあまりわくわくしない。
やっぱりね、どうせ作るなら目新しさが欲しい。
そんなことを数年考えてた矢先、ゼラチン+葛粉で固めるという知見を得ましてね。早速やってみました。そしたらドンピシャ!
豆乳が崩れてしまうギリギリの柔らかさに固めて、それを葛粉でフォロー。
プルプルともちもちが共存する、理想的な食感になったのだ。
ちなみに葛粉がなければコーンスターチでもよし。仕事柄、我が家にはくず粉があっただけだ。
豆花の豆乳パートに力を入れまくったので、具材を用意する力が尽きてしまったので、そこは手を抜く。
今回は缶詰の黄桃缶とゆであずき。シロップは缶詰のものを活用。それでも十分おいしいし、最高にわくわくする。
そんなわけで、本場の豆花の作り方からはかなりかけ離れているが、私が好きな味わいに仕上げた豆花もどきがこちらだ!
シンプル豆花 材料
![](https://assets.st-note.com/img/1693230123885-lXwUAgBtHB.jpg?width=800)
材料(4人分)
無調整豆乳 300ml
水 100ml
ゼラチン 5g
葛粉(コーンスターチでも可) 小さじ2
黄桃の缶詰 1缶
ゆであずき 大さじ4
豆花自身を甘くしたい場合は、砂糖大さじ2を加えてください。
シンプル豆花 作り方
1.ゼラチンを溶かす
![](https://assets.st-note.com/img/1693229236003-C9GFQAZ9In.jpg?width=800)
小鍋に水・ゼラチン・くず粉を入れて、ふやけたら弱火にかけて溶かす。
2. 温めた豆乳を加える
![](https://assets.st-note.com/img/1693229324986-qLtXrpSkDV.jpg?width=800)
豆乳を耐熱容器に移し、600Wのレンジで1分半温める。
鍋の火を止め、温めた豆乳を加えてゼラチン液となじむまで混ぜる。このとき、豆乳とゼラチン液が分離するようなら弱火にかけて、ゴムベラで混ぜながらなじませる。
※砂糖を入れるときは、ここのタイミングで加え、弱火にかけて溶かすこと。
3.冷やして固める
ざるで豆乳液を濾しながらボウルに移し、ラップをして冷やし固める。
![](https://assets.st-note.com/img/1693229615913-K9mIQQt6lq.jpg?width=800)
固まっていたらOK。
4.盛り付ける
![](https://assets.st-note.com/img/1693229755180-z83Zs4gmgL.jpg?width=800)
器にスプーンですくった豆花を盛り付ける。
![](https://assets.st-note.com/img/1693229778291-Lu4SP49v0K.jpg?width=800)
カットした黄桃の缶詰を乗せ、シロップを注ぎ、ゆであずきを飾り付けたら完成!
![](https://assets.st-note.com/img/1693229902998-ZVoF7oSXaW.jpg?width=800)
豆花を作るのには手間と時間がかかるけど、その分トッピングは手抜きしてしまったけどちゃんとおいしい。
葛粉のおかげで、本当にもっちりとしてて、自宅で作ったものとは思えない完成度。汁物に加えてとろみをつけるだけではない、葛粉に感謝。
ちなみにポイントは、豆乳をあらかじめ温めてから加えること。そうでないと、溶かしたゼラチン葛粉と豆乳がうまくなじまなくて、ダマができてしまう。
時間をかけられるなら、シロップは水と砂糖で自作して、白玉やタピオカを添え、甘く煮たピーナッツや生のフルーツを飾り付けてもいいと思う。だけど、こうやってその日冷蔵庫にあるものでも十分満足できるので、次もまたシンプル豆花を楽しむつもりだ。
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