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世界一硬い食べ物”氷下魚”

どうも!
北海道の珍味メーカー 「江戸屋」 で、
商品開発担当してますコーヘイです!

今回は(自称)世界一硬い食べ物
”氷下魚”の剥き方・食べ方です!

氷下魚は、
初心者だと食べるところまで行きつけない
そんなハードルの高い珍味かと思います。笑

氷下魚(こまい)ってなに


氷下魚(こまい)は鱈(たら)の仲間の魚で、
冬の寒い時期に沿岸の氷を割って漁獲することから、
氷の下の魚と書いて”氷下魚”(コマイ)と読んでいるそうです。

北海道の方には馴染み深く
スーパーに行けば、
ガチガチに乾かした珍味から、
焼いて食べる一夜干しのものなどよく目にするかと思います。

この氷下魚、クセは強めで独特な風味なんですが、
ファンも多く、とても美味しい珍味です。

氷下魚 表
江戸屋の氷下魚

僕の父親や祖父母も氷下魚が大好きで、
器用に手で皮と骨を取り、
一味とマヨと醤油を混ぜ合わせた調味料に
ちょっとつけて食べていました。

それを盗んで食べていた子供のころ。
良い思い出です。

氷下魚の食べ方

氷下魚初心者のための
氷下魚食べ方講座です。

正直僕も初心者レベルです。
父親のほうが早くキレイに剥いてくれます。笑

①新聞やチラシなど、
 皮や破片を包んで捨てるようのものを用意します。
 (結構身や皮が飛び散ります)

夢中になるとこまいの破片が飛び散っているので注意!

②しっぽを持ち腹側を上に向けてかなづちで叩きます。
 (上級者の方は氷下魚の身を、くねくねひねって
  身を柔らかくさせて、そのまま手でむいちゃいます)

強めに叩くくらいが丁度いいです。

③叩いたところから身がさけていき、
 手で開けるようになっていきます。

こんな風にだんだんはがれていきます。

④身を開き、中骨を外します。
 この状態で「開き氷下魚」として売られてる商品もあるかと思います。

開くと同時に中骨がポロポロとれたりします。

⑤皮をはがします。
 するっとむけると気持ちいいです。笑

少し力がいりますが、あと少し!

⑥片身ごと、身を取ります。

これでやっとたべれます!

力やコツが必要なところもありますが、
悪戦苦闘するのも楽しかったりしますよ!笑

そのままでももちろん!
一味マヨなど、お好きな調味料をちょっとつけても美味しい!
独特の風味がたまらん味です!!!

簡単にまとめたものはTwitterでも紹介しています↓


食べるのに手間がかかりますが、
皮をむいている時間も含め、珍味を楽しむ時間なんだと思います。
家族が集まる、そんなときにもオススメしたい珍味です。


最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。
このnoteでは、
商品開発を担当している僕の目線から、
商品へのこだわりや想いを知ってもらうべく発信しています。

良ければ他のnoteも読んでみてください! 


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