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水に流してください

 この記事で丁度100記事目らしいんですよ。僕がnoteに投稿した記事の数が。ちょっとした呟きも全部カウントされているので、厳密な「記事」としてはちょっと数字変わってくるんだけれど。ちょっとだけね?そんな沢山かさ増ししてないよ?

 や。や。っつって、まあ自分で勝手にやっていることなので、記念とか言うのも馬鹿くせぇっていうか。読者の皆様におかれましては、うるせー知らねーFINAL FANTASYって感じだと思うんだけれど。

 しかも、ゆーて100記事だからね。たかだか。全然まだまだな訳ですよ。ひよっこもひよっこ。
 100っつーと、ワンピースならルフィたちが嵐の中ローグタウンからバギーやスモーカーたちの妨害を逃れ偉大なる航路(グランドライン)へと旅立つところ。………あれ、めっちゃくそ盛り上がってるじゃん。え、あれ、漫画のチョイスミスったな。えーと、じゃあジョジョ……第2部、戦車戦で神砂嵐を破られたワムウがスイッチングとして自分の目を潰すところか………やっべ、めっちゃ面白いじゃん……この戦いここからまだ二転三転あるぞって思わせるところじゃん……。

 えー……ともかく。
 まあそんな100記事目なんだけれど。でもまあ、僕個人にとってはささやかながら「あー、日々色々と書いてきたなぁ」みたいな、ちょっとしたポイントな訳。ここが。
 歩んで来た道のりを振り返ると、甘酸っぱい思い出だったり、苦々しい経験だったり、その倍以上の量の文章という体をなした魑魅魍魎だったりが百鬼夜行している訳。
 だもんで、おいそれとは書けなかった訳です。記事を。決してここ数日サボっていた訳ではなく。いや、サボるも何もないんだけれど。

 つってもまあ、じゃあここで筆を折るかと問われたらそんなつもりはさらさらない訳で。まあ気軽にさらさら書いちゃった方が楽で良いんじゃないかっていうことで。ここは一つ他愛もない話でお茶を濁しながら、濁したお茶でお茶漬けでもさらさらいこうじゃないかという。(????????)

 とまあ、長い前置きを踏まえつつ本題なんですけれど。


 みんな、お風呂でオシッコしてますか?


 や、待て。みなまで言うな。先生みんなの気持ちは痛いほどわかってる。今きっと、このクラスの心は一つだ。大丈夫、君は一人じゃない。
 お、田中どうした?「僕は湯船でおしっこします」?
 なるほど。田中、後で職員室に来なさい。先生が言っているのはシャワー中の話だ。ふざけるんじゃない。桜井ドン引きしてるだろ。

 えー、かくいう僕も、まあかれこれ20年はお風呂でオシッコをし続けているベテランお風呂オシッカーなんだけれど。一時期「このままお風呂でオシッコをし続けたら、いつか温泉とか行った時にドえらい失敗をしてしまうんじゃないか」って真剣に悩み、お風呂オシッコを封印したこともあったくらいの。で、よくよく考えたらふつーにそんなヘマはしねーし、それよりもお腹がスペランカーばりに弱くてすぐ腹痛を起こす体質の方がよっぽど問題だしっつって。もう後ろから前から。今日もドッタンバッタン大騒ぎ。
 そんなもんで、今日も今日とておふろで、やりたい放題している訳なんだけれど。


 話は5年前に遡る。唐突に。前置きもなく。

 当時僕には付き合っている女の子がいて。1年程続いたのだけれど。
 付き合って2~3ヶ月もすると、それはまあ大学生同士の交際なので、色々やることはやって。そうなると、どちらかの家に泊まるっていうイベントが発生するんだ。僕の場合は、向こうがこちらに来るのが常だったんだけれど。

 いや、ホント、過去の自分の恥ずかしいところを暴露するようでアレなんだけれど。やっぱでも、関係も一つ進んで、まあ楽しい時期じゃない。パジャマとか家に置いてかれちゃったりしてさ。「やれやれだぜ」みたいな顔をしてたたむ訳じゃん。でもニヤケ顔を全然抑えられていない訳じゃん。
 んでまあ、そんな感じで浮かれてるもんだから、お泊りの時に「一緒にお風呂入る?」とか言っちゃう訳。したらまあ案の定「えー、ヤダよ」って返されて、風呂も別に広くねーし。まあまあ、こちらも冗談半分で言ってるからさ、「はいはい」っつってふつーに一人で風呂に入るのさ。

 じゃあ、まあ、するよね。オシッコを。当然。

 ルーティーンだからこれは。もう。
 なんかもうね、お湯出すと自動的にオシッコも出ていく感じ。2ハンドル混合水栓と膀胱とがほぼ同期されてる。
(ところで、知ってた?あの捻るとこがお湯と水に別れてて中々ちょうどいい温度にならなくてシャワーのたびにイライラするやつ。あれ「2ハンドル混合水栓」っていうんだって。ちなみにパツイチでキマる方は「サーモスタット混合栓」ね。今日もまた一つ賢くなったね!(「おふろ部」参照))

 で。彼女が家に来ていようとなんだろうとシャワーの中いつものように尿を垂れた愚かなオシッカーな僕だったんだけれど。
 その背後で「ガチャッ」て。音がね、した訳。

 驚いて振り返ってみると……そこには裸の女が………

 もうね、怒涛の勢いで扉閉めた。多分速すぎて音を置き去りにしてた。一日一万回感謝の排尿。

 いや、まあふつーに彼女が、多分待ってる間に「しょうがねぇなぁ~。オラが一緒にお風呂入ぇってやるか」ってね(ここ匂わせ)。なったんだろうね。で、まさか彼氏が歴戦のお風呂オシッカーだとは思わなかったんだろうね。
 彼女も彼女で、ちょっとサプライズというか、「いきなり入ったらどんな顔するだろう」みたいな、可愛いことを考えていたかもしれない。のに、いざ入ろうとしたら爆速で扉閉められた訳だから。とんだ逆サプライズ。すりガラスの向こうで彼女がどんな顔をしていたのか、なんていうことはもはや想像するまでもないんだけれど。こっちもこっちで「あー、やばいなーやばいなー」って、内心なってるから。
「や、ごめん。びっくりして扉閉めちゃった」
っつって。ぺらっぺらの言い訳をね。して。
 で、クソ寒ぃ脱衣所に裸の彼女待たせて。しっかり出し切ったよね。
 オシッコ。

 いやもうさ、やることやっちゃって、お互いあんなところもこんなところも見せ合ってるわけだから。今さらなんなのって思わない訳でもないのよ。それはしょうちのすけだよ。
 でもやっぱり、お風呂オシッカーであることは、バレちゃいけないの。一度お風呂オシッカーに身をやつしてしまったなら、それは背負わねばならぬ宿命。船の帆は下せない。戻れない吉。でも固い意志ほど気持ちイイ希望。

 ……や、そもそもなんだけれどさ。
 この記事を読んでいる歴戦のお風呂オシッカーの皆様には周知の事実だと思うんだけれど。シャワーの水音と、オシッコの水音って、若干違うじゃん?なんかこう、毎度絶妙なハモリでもって魅せてくるわけじゃん。膀胱という名のコブクロから排出されたオシッコが。で、その魅惑のハーモニーはお風呂を通り抜けてリビングまで到達する訳じゃん。


バレてたのかなー……オシッコ………


そんな訳で、通算100記事目となる記念すべき記事は、お風呂オシッコの話でした。
次回
「お風呂後うんこ、洗い直すか? そのまま寝るか?」
でまたお会いしましょう。

さようなら~


公開直後追記

下書きもカウントされてた!
「公開中」の記事は98記事でした!

スクリーンショット (287)

スクリーンショット (288)

えー……ね。
水に流してください


「おー、面白いじゃねーか。一杯奢ってやるよ」 くらいのテンションでサポート頂ければ飛び上がって喜びます。 いつか何かの形で皆様にお返しします。 願わくは、文章で。