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被災地支援(no.1)福島県浪江町とZOOMでつながり「はじめまして」

江戸小噺の笑いを被災地にの思いから、数年前「江戸小噺かるたを被災地に届けるプロジェクト」を始めました。https://peraichi.com/landing_pages/view/edokobanashikaruta88

それに気づいてくれたのが亜細亜大学の学生さん。そのおかげで、ボランティア論の先生とご縁ができました。この夏先生と共に先生の出身である福島県浪江町を訪問する予定をしていましたが中止になり、その代わりにZOOMで打ち合わせする機会をいただきました。事前に江戸小噺かるたを現地に郵送しました。

原子力館ができた双葉町の隣にある浪江町も海沿いです。「2年前、中学校は全校で3名でしたが、今年は3倍9名になりました」と校長先生。部活はバドミントンと卓球と文化部の3つ。被害が大きい地域だけに戻ってくる住民の方は少ないそうです。小学校は全校22名まで戻ったとのお話でした。

今日の打ち合わせには、中学校長先生と地元のカラオケ体操の世話役お二人も参加。「今は、週1回1時間の体操にみなさん集まるだけ」とのこと。高齢の方が多いので、個人でZOOMができる環境ではないようでした。

そんな環境の中でできるボランティアは?ということで出た案は、   1)中学校には、放課後クラブがあり月曜日には3:15~3:30 一緒に何かをする時間があること、担当2人も「歩く小噺」のような先生だそうで、江戸小噺かるたに興味を持ってくれると思う、とのこと。すぐではないですが、その時間にちょっと江戸小噺を紹介するようなことが出来るかもしれない。

2)カラオケ体操1時間の半ばに5分休憩あり、その時であれば、みなさんに小噺を紹介できると思うとのこと。「脳トレみたいでいいわよね~」の声をいただきました。またそれを大きなスクリーンで見れるように、中学の校長先生もお手伝いを引き受けてくださるとのこと。

まずは、つながって気持ちを共有できたこと、ありがたい。ありがたい。時期的にはもう少し先のことになりそうですが、小さな1歩になりました。この活動は連絡を取りながら、次につながっていくことでしょう。

あとから、心に浮かんだ言葉「思いをはせる」話をした人たち、地元のみなさんへ思いをはせる。そのことを大切にと思います。なんとか、ZOOMで集まれる環境が出来つつある東京の暮らし。でも見えないところに、原発と今の状況で笑い少ない人々がいます。だから思いをはせる。

福島県のみなさんすべての人が、笑いのある穏やかな安心できる生活ができますように。。




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