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【温泉に来た】温泉津温泉

◼️だんだんの湯

羽田/米子/松江/温泉津 という行程。
2023年3月21日出立。
羽田空港の混雑ぶりに、今日が祝日だったと思い出す。
春分の日かあ。
無職だから関係ないな。

無職だけど離陸の瞬間、地の軛から解き放たれた!とマスクの下で笑ってしまう。
久しぶりの飛行機だしね。

テレビドラマ「ブラッシュアップライフ」でヒロインが何度目かの人生でパイロットになっていた。
私も次の人生はパイロットだ!と決意する。

旅の始まりはいつも異様な多幸感と高揚感に包まれる私。

宿泊は安定のドーミーイン御宿野乃。
大浴場だんだんの湯は天然温泉。
泉質はナトリウム・カルシウム一硫酸塩・塩化物泉……burabura

とりあえず入ろう。
おお、ビミョーにとろみがある。ぬるめでずっと入っていたい。
ビルの中の露天風呂も味わい深い。

そして翌日3月22日、山陰本線にて松江/出雲/温泉津 の行程。
何と山陰本線は二輌連結。
一号車指定席、二号車自由席。
潔いなあ。

出雲で乗り換え約一時間半待ち。
そしてやって来たディーゼルカーはワンマンカー。
乗ってる人は皆顔見知り……のような気がする。

何だか久しぶりに旅に出た気分でうきうきする。
その気分は温泉津駅でマックスになる。

旅人はゆき呉竹の群雀
泊まりては発ち泊まりては発ち

などとテンションマックスで「抜け雀」のマクラを口ずさむ。
いや「ねずみ」だったか?
「竹の水仙」か?
つまりまあ落語の旅人気分で街道をぽくぽく歩く。

◼️温泉津 元湯温泉

宿に荷物を預けてすぐ近くの元湯に行く。
番台と近所の人がお喋りに耽っていて、写真が撮れない。辺りを一回りしてくるがまだいる。なのでそのまま撮影。
つまりご近所さんが気軽に来る湯なんだね。
入湯料150円!

温泉津元湯温泉

泉質はナトリウム一塩化物温泉。
泉温は源泉48.4℃……burabura
いいから、そういうのは。
とにかく入ろう。
あつッ!!
熱湯が熱いぞ。
大丈夫。ぬる湯がある。
まずそこで身体を慣らして、中ぐらいの湯に入り、いよいよ熱湯。
あつつッ!
やっぱり足首までが限界の私。

でもかなり温まった。
旅館にチェックインして部屋に入るなり、既に敷いてくれていた布団に寝転がる。
湯あたりするまで入らなくても……。

◼️薬師湯

本日23日は昨日の晴天とうって変わって雨。
宿のビニール傘をさして薬師湯に向かう。
この辺の宿は全て薬師湯を引いているそうで旅館の夜に入ってはいたけど、今日は源泉ですからね。
泉質は……

お宿の湯殿に掲示
薬師湯新館
旧館はカフェになってる
(ハルさんが休日に来たらしい)

さすが源泉。湯に入るなりとても濃厚な感覚を受ける。
まるで蛤の潮汁に入ったような(決して匂いはしません。あくまで気分)。
長時間浸かっているとのぼせそうなので数分で出る。

入湯料500円も払ったのに。
二階には休憩室がありコーヒー無料。
三階からは温泉津の町並み甍の波が見える。
500円は都内の銭湯と同じ値段だ。別に高くない。

そして旅館に帰還後……。
まったりとEテレ「日本の芸能」再放送など眺めていたら、顔が妙にピリピリする。
温泉成分がお肌に強すぎたらしい。
あわてて真水で顔を洗うのだった。
しかし身体のお肌は何ともないのが不思議である。

と書き終えた今、外はザーザー降りの雨。
明日帰る予定だが飛行機は飛ぶのか?
ちゃんと帰宅出来るのか?
不安が募る旅の途上である。

追記
3月24日やはり雨の中、帰還。
宿の車で駅まで送ってもらう。

帰りは、
温泉津駅/米子駅/路線バス/米子鬼太郎空港/羽田空港
のルート。

辿り着いたら雨上がりの下総国でした。












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