【温泉に来た】内原鉱泉 湯泉荘
7/19(月)は海の日で祝日。
私は落語遠征である。
泊りがけで水戸市民会館杮落としの落語会に行く。
主任は桂文枝。春風亭昇太、林家正蔵、柳亭小痴楽、桂三度などの出演である。
翌7/18(火)は偕楽園を散策した。
いや、酷暑の中を汗だくでさまよった。何せ私は方向音痴。
水を飲み塩飴を舐めトイレに行く、水を飲み飴を舐めトイレに行く……
というBBAならではの熱中症予防対策。
水戸駅に戻り、駅ビル内のしまむらでTシャツを買い足す。
着ているシャツはビショビショで、持参した服も全て汗臭くなっていた。
しかる後、常磐線で内原駅に向かう。
旅館の周りには何もないはず。
駅前コンビニで飲み物など仕入れて行こう。
と思っていたのに、駅前交番で道を尋ねたらすっかり忘れて歩き始める。
徒歩十五分、間違えようもない一本道。しかしアスファルトも溶けそうな酷暑である。
田舎道は歩く人などいない。皆さま冷房の効いた車を走らせているのだ。
到着すれば、案の定コンビニなどなく館内に一台の自動販売機があるだけ。
お気に入りの無糖の炭酸水など売っているはずもなく。
仕方なくコカ・コーラを買い一気飲みする。
そしてお風呂!
生き返る〜。
早速しまむらで買った服(タグも外してもらった)を着る。
異変に気づいたのはその時である。
………お腹の急降下。
ぴーひゃらどんどん夏祭り。
君が〜いた夏は〜遠い〜夢の中〜
歌ってる場合ではない。
熱中症を恐れるあまり冷たい物を飲み過ぎた(写真参照)。
600mlの麦茶も空にしているし。
出口方面にも被害が出始める。
あまり大きな声では言いたくないが、痔いや地主様はご機嫌ななめである。
しかし、夕食は食べる!
酒を飲まない安い客なのだ私は。せめてご飯は残さず食べなきゃ失礼だ。
この流れで食事の写真も何だけど。
この夜は何度もトイレに通った。 そして寝る前に一風呂。
建物の外では、ゔゔゔ……とウシガエルが鳴いている。
泣きたいのは私だ。
眠りに就いて翌朝も起きるなり一風呂。
いいお湯である。
匂いも味もないけれど、肌に優しいお湯である。
心なしか地主様のご機嫌も治ったようである。
内原鉱泉湯泉荘。
ここは車で来るのがいいだろう。水戸や笠間をドライブして、汗を流して帰るのに最適な場所だと思う。
歩いて行くと、田舎の孤独を思い知ったりするよ。
何もないから(裏に神社がありますが)わざわざ泊まらなくてもいい。
けれど、逆に何もないから田舎の実家に帰省した気分になれるかも。
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