「摂食障害と死にたい」を理解するコツ

「摂食障害の『死にたい』。家族はどう対応すればいいのか」を書きましたが、そもそも「死にたいと思うなんて理解できない」というご家族のほうが多いと思います。

そこで、今回の記事では、【後編】として摂食障害の「死にたい気持ち」をより深く理解するコツをまとめました。6300字超えの超大作note記事です！

こちらの記事を【前編】として、併せてお読みください。

摂食障害の「死にたい」への対応は、やはり「死にたい気持ち」を深く理解することから始まります。

ご家族に必ずお伝えしたいのは、

・説得しない
・正論を言わない

この２つは厳守してください。

説得NG
正論NG

です。

摂食障害のご本人様たちは、年齢問わずとても優秀な方が多いです。説得されなくても、分かっています。正論を言われなくても、分かっています。ですから、必要なのはただしい理解とだだしい接し方なのです。

「死にたい」というのは急に浮上する気持ちではなく、様々な辛さが積み重なった上で湧き上がる想いだと考えます。

より深い理解をしていただくために、今回の有料記事では年代別の辛さを開設するだけではなく、ご家族ができるサポートについてもご紹介しています。

この記事をお読みいただくことで、摂食障害の【心の回復】を手にいれましょう！

では目次です。

【拒食症・過食症】摂食障害の辛さ/「治り方」の疑問

摂食障害の「死にたい」という心理を理解するためには、まずは摂食障害そのものを深く理解することが大切です。ここでは、拒食症・過食症を問わず、摂食障害に悩んでいる方が抱えやすい辛さをご紹介するだけではなく、一般的な「治り方」への疑問を、摂食障害専門カウンセラー/克服経験者の立場から分かりすく解説します。