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フルタイム勤務のワーママが読書時間を確保する方法

先日、何名かの方から「どうやって読書時間を確保していますか?」という質問をいただきました。

私の読書量は月5~10冊程度なので、そこまで多いというわけではないのですが、フルタイムで働きながら、子育てしながらでもコンスタントに本を読む習慣が出来てきました。

本って面白いです。知りたいことを教えてくれるだけでなく、自分が普通に生活していたら出会わないような情報・情景・世界を教えてくれます。

私の上司や同僚は外国人なのですが、たまに会話の中で出てくる、少し難しい話も、以前読んだ本の中に出てきた内容と共通点を見つけると、解釈がしやすくなったり、言っていることがすんなり理解出来たりする気がします。色々なジャンルの本を読み続けることの大切さと、そのもたらす効果を噛みしめ中です。

話が逸れましたが、実際にどうやって本を読んでいるのか、私が行っている方法をいくつかご紹介してみたいと思います。

隙間時間を有効活用

紙の本の読み方は主に2つです。

1つ目は隙間時間に読む方法。通勤の電車の中、娘が何か真剣に一人遊びをしている時、夫が娘と遊んでいる時、娘が比較的早く寝て、自分が寝るまでの間…

その間、本はだいたい1~2冊キッチンのカウンターの上に置きっぱなしで、時間があればちょっとずつ読み進めています。

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(写真はキッチンのカウンター下に置いてある本棚。なんと段ボール製。最近読んだ本、読みたい本はこちらに一時保管しています。)

あと、我が家は夫も私も大河ドラマや気になった番組以外はほとんどテレビを見ないので、のんびり過ごす時間はだいたい読書や、やりたい事に充てています。

強制的に時間を確保

2つ目は、「一人時間を強制的に確保する」です。1~2週間に1回、最低でも月に1回、必ず一人の時間を1時間以上確保するようにしています。

私はストレングスファインダーで『内省』の資質を上位に持ち合わせていることもあり、一人で物事を考えたり整理したりする時間を定期的に確保しないと、心と生活が荒れるタイプです。(笑)

夫が休みの日、娘と公園に遊びに行っている間や、お昼寝している間などの時間を見つけ、カフェに行きます。2時間あれば大抵の場合1冊読めるので、「この本を読む」と決めてカフェで読破します。逆に本を読む以外の事(スマホを見たり、調べ物をしたり)はこの時間はしないようにしています。

耳は意外と暇してる

このキャッチコピー、聞いたことありますか?オーディオブックが宣伝で謳っていたキャッチコピーです。

私はこれを聞いた時に「まさに!」と思いました。洗濯物を片付けている時、メイクをしている時、外を歩いている時。特に頭を使わなくていい時に、耳は本当に空いているのです。そのことに気付いた際、初めて耳読を行うようになりました。

私が耳読を始めたのは娘が0歳の時です。娘は隣に私がいないと寝れないタイプ。0~1歳は話が出来るわけでもないので、私にとっては「暗闇の中でただ寝そべっている時間(寝落ちするにはまだ早い時間帯)」でした。これを何とか出来ないか考えていたのですが、冒頭のキャッチコピーを聞き、耳読なら暗闇でも本を読めることに気付きました。

さっそくオーディブルに登録し、ワイヤレスイヤホンを購入。片耳だけ装着し、寝かしつけの際は私の読書の時間になりました。毎日15分~30分でしたが、寝かしつけの間だけでも1ヶ月に最低2冊~3冊は読めました。

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耳は鍛えられる

オーディオブックにも色々な種類がありますが、私はアマゾン会員なので、オーディブルを使っています。Kindleの読み上げ機能やiPhoneの読み上げ機能、色々なサービスがありますが、人が話してくれる音声の方が耳に入りやすいので、機械音声ではなく、朗読音声を選んでいます。

最近はVoicyという音声ラジオチャンネルが好きで、私の耳は完全にVoicyにハイジャックされていたのですが、最近、色々な本を読みたい熱がまた高まってきたため、耳読における本の比率が増えてきました。

そこで自分でも驚いたのが、オーディブルの朗読音声を3倍速で普通に聞けるようになっていたことです。

最初の頃はオーディブルもVoicyもだいたい1.2倍速で聞いていました。それが1.5倍速になり、今では2倍速で毎日聞いています。おそらくVoicyの2倍速に耳が慣れ、3倍速も違和感なく聴けるようになったのだと思いますが、これは私にとっては大収穫です。3倍速で聞けるということは、6時間の本であれば合計約2時間で読めるということです。

朝の身支度15分、お昼休み30分、通勤往復1時間…つまり2日で1冊読めるのです。嬉しい!

媒体を組み合わせることで読書量は上がる

最近はKindleもとても充実し、ほとんどの本がデジタルツールでも読めるようになってきました。活用されている方も多いと思います。

実は私もずっとKindle端末が欲しかったのですが、コロナ禍で在宅勤務が推奨されるようになり、物理的に移動する時間が減ってしまったため、デジタル読書はあまりしていません。

今の私の生活スタイルには、紙の本×耳読が非常にあっているなと感じています。隙間時間と耳を活用することで、読める本の量が格段に増えました。

育児に家事に仕事に…なかなか自分のことをする時間を取りにくいですが、耳と目を組み合わせた読書、なかなかおススメです。

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