幼稚園に申し込む直前で保育園を選んだ話

子育てや知育に関する話は正解がないが故に賛否両論が生じやすいトピックです。そのため、個人的な思考や経験談に関して、深く知りたいという方のみに向け「有料マガジンの記事」として閉じた環境で掲載させていただいております。(記事単体でも購入は可能です。)

娘3歳。0歳の頃から保育園に通っていますが、3歳といえば幼稚園への入園を選ぶ方も多い年齢でもあります。

当初は幼稚園なんて全く頭にありませんでしたが、娘が3歳になる手前頃から頭にちらつくようになりました。それは娘の性格や好みが見えるようになってきたからです。

娘は活発な方です。ひたすら走り回りたいし、家でもジャンプしたり踊ったり。とにかく動くのが好きなタイプです。しかし今の保育園には園庭はほとんど無いと言っても過言ではありません。

午前中はお散歩には出かけますが、コロナ禍は園内で過ごすことも多かったです。また、午睡後からお迎えまでの約4時間は園内で過ごさざるを得ません。娘は保育園から出た途端、走り回ったり散策したり。まだまだ身体を動かし足りない娘を見て、園庭で自由に駆けまわったりできるのびのびした環境を用意してあげたいなぁという気持ちが湧いてきました。

幼稚園見学へ

近所にどんな幼稚園があるのか探していると、比較的近いところにモンテッソーリ教育を軸に置いた幼稚園があることを知りました。ちょうど体験保育を受け付けている時期だったので、申し込んで参加してみました。

園庭も広く、遊具も豊富。モンテッソーリ教育を取り入れていることもあって、子ども達が集中して遊べるような教具がたくさん置いてあり、地球儀や図鑑、絵本も豊富に揃えてありました。娘も楽しかった様子。

今の保育園にはない魅力的な環境に私が心躍りました。(笑)

幼稚園を選ぶことにより変わる生活

私は今フルタイムで働いています。海外メンバーとの会議があれば、時差の関係で朝の8時から夜の20時まで働くこともあります。今の保育園は早朝は7時から、夜も20時まで延長保育をしてくれるため、働く身としては大変助かっています。しかし希望する幼稚園は開園が8時半、延長保育が18時まで。き、厳しい…。今は朝の送りの殆どを夫にお願いしており、8時前には娘と夫が家を出ていきます。そして週に1回はお迎えも担当してもらっています。しかし開園が8時半となると、8時に家を出ないと仕事に間に合わない夫は幼稚園に娘を送っていくことが出来なくなります。

また、夫は就業時間が固定されている会社に勤めているため、業務終了後に幼稚園に向かったとして、18時のお迎えには残念ながら間に合いません。必然的に送迎ともに私が担当することになります。

それでも幼稚園を諦めきれない私は、私が対応できないときは、ベビーシッターさんに送迎をお願いすれば何とかやりくりできるかも?と思い、その分の出費は若干嵩みますが、仕事と幼稚園を両立できそうな希望が見えてきていました。(最近は幼稚園でもとも働きというご家庭は増えてきていますしね。)

1冊の本との出会い

たまたま本屋さんで手に取ったこちらの本。「こどもへのまなざし」という本で有名な佐々木正美先生の本なのですが、本当に温かいメッセージに溢れている本です。この中の一節で、心に刺さった内容があります。

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