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糖質制限中に食べられる、絶対失敗しないバスクチーズケーキの作り方

「料理はするけど、ケーキとかパンは作らない。だって難しいから」

そんな風に思っている人って多いはず。私もそう思っていた44歳のオッサンです。

自分は料理大好きで、ほぼ毎日台所に立つのですが、ケーキとかパン作りは本当に苦手。苦手な理由はただ一つ。これはみなさんと同じだと思います。

分量をきっちり計り、時間も守らないと失敗するから。

小麦粉とか砂糖とか生クリームとか、いちいち計るの、めっちゃ面倒くさくないですか? 僕はこの作業が大嫌いです。

実際、過去にパンやケーキを作って、何度失敗したことか。

この間なんて、糖質制限中でも食えるチョコクッキー作って失敗して、牛のフンみたいな形のマズいクッキーができちゃったりしましたから。味もそっとゴミ箱に入れたくなるレベル。

特にケーキ作りって、砂糖とか生クリームの量をきっちり計らないと、膨らまないとか焼けなくて材料が無駄になる、なんてイメージありませんか?

普通の料理なら、勘と経験で調味料を適当に投入すれば旨いもん作れるじゃないですか?

でもケーキとかって、適当だと絶対失敗する、そんなイメージありますよね?

ところが!!

今回紹介するケーキは、材料の面倒くさい計量とか、タイマーも不要!たった2つのポイントだけ押さえれば、誰でも激ウマに作れちゃいます。

しかも糖質制限中でも食べられるように、甘さを控えてるので罪悪感ゼロ!いやむしろ罪悪感マイナス! なケーキです。

ということで、

罪悪感マイナス! 糖質制限なんだけど、激ウマ超絶簡単バスクチーズケーキの作り方!ご紹介ですー。

ほら!美味そうでしょ!?

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作り方 その1

はい、最初にポイントをお伝えしておきましょう!ポイントは2つ

・生クリームとクリームチーズの比率は1:2
・オーブンの温度は240度〜250度ぐらいで30〜45分

とりあえず、この二つだけ頭に入れておきましょう。ここだけ押さえておいてください。

材料は以下です(18cmのケーキの金型の場合。適当でいいけど)。

【材料】
・生クリーム 200g
・クリームチーズ 400g
・卵 3個か4個か5個 適当
・ラカント 適当
・大豆粉 適当
・レモン汁 適当
・ラム酒 適当
・塩 適当(ひとつまみ)

以上です。

売ってる生クリームは容器よっては180gとか、220gとかあるかもしれません。クリームチーズも380gとか、420gとかあるかもしれません。でも細かい誤差は気にしなくていいです。

「なんとなーく生クリームとクリームチーズが1:2」であれば大丈夫。絶対失敗しないので。

「生クリーム180gでクリームチーズが400gだけど平気かな?」と不安に思わなくても作れます。

卵も、冷蔵庫に3個しかなかったら3個でいいです。賞味期限が近くて使っちゃいたいなら、4個でも5個でも大丈夫。適当でも平気です。絶対失敗しないので。

糖質制限してない人なら、普通の砂糖とかグラニュー糖、黒砂糖でも大丈夫です。私は糖質オフ中なのでラカント使ってます。これも量は適当でいいです。10gでも20gでもOK。1kgとか入れない限り大丈夫。絶対失敗しないので。

大豆粉とか、なんだか意識高い系OLみたいな材料書いちゃってますが、これはなくてもいいです。小麦粉でもいいです。量も適当でいいです。20gとか30gとかでOK。大量に5kgとか入れなければ大丈夫。絶対失敗しないので。

大豆粉入れてるのは糖質オフ中だからで、これ入れるとボリューム感が出てお腹にたまって、空腹感が満たされるからです。無くても失敗しません。意識高い系OL目指してるなら大豆粉でもおから粉でもOK。

レモン汁とかラム酒も、あってもなくてもいいです。あったら香りが立ってより旨さが増します。まあ入れなくても超絶美味いけど。だから細かいことは気にしなくていいです。気にしなくても絶対失敗しないので。

塩は入れたほうがいいです。チーズの味が引き立ちます。これも適当でいいですが、僕はひとつまみ〜小さじ一杯ぐらいにしています。

作り方 その2

はい、材料が用意できたところで、作り方を説明します。まずはボールにクリームチーズをドカンと入れます。

これ、冷えてると混ぜにくいから、ボールのまま電子レンジで1分半ぐらいチンすると、柔らかくなって混ぜやすくなります。もちろん常温に戻しておいて、溶けるのを待っても大丈夫。

ちなみに僕の場合は、レンジで1分〜2分ぐらいチンして、キングダム観ながらぼーっとゴムのへらで切りながら溶かしてます。適当です。

下の写真ぐらいの状態になると、ちょっと混ぜやすくなります。材料が全部混ぜられればいいので、硬さとかあんま気にしなくていいです。

この写真より硬いとか柔らかいとか、そのあたりも気にしなくて大丈夫です。材料が混ざれば問題なし。

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作り方 その3

クリームチーズが溶けてきたら、生クリーム、卵、ラカント(砂糖でもいいよ)、大豆粉(小麦粉orなくてもいい)、レモン汁andラム酒(なくてもいいよ)を、適当に入れていきます。全部どっさり入れてもいいし、少しずつ混ぜながら入れても大丈夫(両方試して失敗しなかったので)。

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はい、この写真、見た目がダマになってるでしょ? ダマが気になる人は潰しながら混ぜてもいいけど、ダマがあっても大丈夫!何度も作ってますが、完成形はダマがあろうがなかろうが、超絶美味いから細かいこと気にしなくてOK!

材料が全体的に混ざったら、ケーキの金型に以下みたいな感じでキッチンペーパーを敷きます。

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キッチンペーパーなんだけど、大きなサイズで1枚で金型覆えるなら問題ないのですが、もし小さいサイズしか無かったら、重ねてもOK。

僕は小さいサイズしか家になかったので、上の写真みたいに重なっちゃってます。

「でも、重なるとペーパーの隙間に生地が入って漏れて失敗しない?」そう思う人もいるでしょう。

大丈夫。絶対失敗しません。生地が隙間に入っても、ちゃんと焼けて、これも美味い。

ほら、よくお好み焼き焼いてて、余った生地が鉄板の端でコンガリ焼けてる状態になって、食べるとカリカリになるアレあるじゃないですか? あんな感じのができるので、ペーパーは重ねてもOKです。金型に沿うようにきっちり敷いてね。

作り方 その4

生地混ぜたら、ケーキの金型に入れていくのですが、金型に入れる前に、オーブンを温めておきましょう。家によってオーブンの性能が違うので、細かいことは適当でいいですが、だいたい240度〜250度近辺にしといてください。

ウチのは電子レンジつきのオーブンで、15年前ぐらいのしょぼいヤツなので、250度ぐらいで10分ぐらい先に温めています。このオーブンも性能がいいなら240度ぐらいでも大丈夫です。245度でもいいです。適当です。

こんな感じで主役の生地を登場させる前に、フロアーをいい感じに温めておきます。

フロアーがいい感じに温まってきたら、生地を金型に流していきます。ドバーッと適当に流してください。こんな感じ。

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あとはオーブンに入れて焼くだけです(やけどに気をつけて)。

焼く時間はだいたい30分〜40分ぐらいです。目安は、生地が金型の高さまで膨らんできて、金型の高さと同じぐらいになるか、金型の高さを超えるか。そして、表面が黒くなってきます。

「え?これって焦げてるんじゃない?焦げすぎじゃない?」

と不安になるかもしれませんが、大丈夫です。このぐらい黒くなってもOK。

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焼けたらオーブンから取り出して、常温で冷やしたあと冷蔵庫へ。

一晩寝かすと、膨らんでたのが半分ぐらいになります。

これが、めっちゃめちゃ美味い!!!!!!!!!!!!!!!!

騙されたと思って一回作ってみてください。

マジで美味いから。

ということで、今日は柄でもなく誰でも作れるバスクチーズケーキのご紹介でした!

作ったら感想聞かせてね。

東京都八王子市高尾山の麓出身。東京在住の編集者&ライター。ホッピー/ホルモン/マティーニ/アナログレコード/読書/DJ