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38歳からの結婚活動〜初期〜

オッス、オラ有言実行ネキ! ってなわけで、本日は遅ればせながら漕ぎだした「マッチングアプリを主とした婚活の大海原」で得た初期症状について、綴っていければと思います。

婚活のエッセイ本などを見ていますと、アプリで出会ったやべー異性について面白おかしく語ったモノなどが多い印象ですが、前の記事で告白しましたとおり、出会ったニキなんて全員覚えてないし。たとえ覚えていたとて、曖昧な記憶を頼りに「この台詞を言わせたほうがヒキがあるZE!」なんて脚色して、内容を盛りたくないんです。私にも良心がある。

面白さ、笑いは時として一種の正義ですが、やべーニキとデートしてる時点で、自分もそれなりにやべーやつなのでは?と。人にはある程度、自己評価とかスキルとか、そういうパラメーターの平均値みたいなものがあって。そこから弾き出される数値のいずれかが合致する者同士だからこそ、デートしようかって気持ちになるんじゃないかなーと思うのです。

そんな考えも手伝って、今さら自分の記憶をほじくり返す行為に何のメリットも感じないですし。時間の無駄な気がする。
そんなこんなで、まもなく四十を迎える処女のオバンが、重い腰を上げて乗り出した婚活界にて、何を思い、何を考えたのかなど、メンタル的なところを記事にできればと思っています。

レゴはかわいい。

ハロー! with! そしてPairs、Match!

マッチングアプリ超初心者が手始めにDLしたのは、たぶんwithだった気がします。特にこだわりはなく、アイコンがピンク色で可愛かったからかと。その後はwithPairsMatchを使い分けて婚活を続けることになるのですが、この頃は時間があればログインして、足跡からニキのプロフをチェックしていた気がする。

1日にだいたい5人程度からイイネをもらい、その中からピンときた人とマッチングし、メッセージが続いたらデートする流れで、自分からイイネすることは、ほぼ無かったです。だって、マッチングしなかったらショックじゃん。

私がお相手の希望条件として譲れなかったのは、身長と顔面ですね。年収や学歴はどうでもよくて、まず大事なのは見た目。これは正直、今も変わりません。
私の価値観として「まず、見た目を愛してしまえば、多少の価値観のズレやワガママも許せる。私にとっての”イケメン”であることが第一条件」というのが昔からぼんやりとあって、それが婚活でより浮き彫りになった感じです。

それこそ初期の頃は「まあ、希望の身長に満たないけど、イケメンだし、いい人そうだし会ってみようかな」で何人か会いました。ですがそのたび、「ああ、やっぱり無理。己の欲望には忠実であるべき」とテンションがガタ落ちしたので、それからは、身長177㎝以上を検索条件に入れてニキをリサーチするようになりました。

イケメントリオ。

恋愛なんて性癖の殴り合い

婚活で相手に求める条件なんてのは、十人十色で当たり前です。
でも、初期の頃はまだ希望条件が私の中でぼんやりしていたのと、「人を外見で判断するなんて・・・」「人を条件で探すなんて・・・」「誠実で私を愛してくれる人なら誰でも・・・」とか、目に見えない誰かをチラッチラ気にしながら婚活していた気がします。

でも、恋愛って、自分自身のためだけにするものなんですよね。
誰からも「誰かと恋に落ちてください」なんてお願いされてないし、失敗したって誰にも迷惑をかけないし。理想の条件に正解も不正解もなければ、会う人によって反応だって違う。つまり、恋愛と婚活は、どこまでも自由でいいんですよ。上記で述べました「目に見えない誰か」は、「私の中の世間体」だったんじゃないかと思います。

今、振り返ってみて思う初期の反省点として、他に挙げられるのは以下かな。
①ログインしすぎ
→アプリ中心の生活なので、相手のリアクションによって一喜一憂が当たり前になっていた。デートしてもいないのに「返信が無いのはなぜ?」と落ち込むこともしばしば。
②メッセージで相手に媚びすぎ
→即返信は当たり前。相手が振ってきた話題に大して興味が無くてもキッチリ反応し、質問を必ず返し、かなりの長文でメッセージを送るのがデフォルト。
③会う約束をしない
→「いや、私、写真盛ってるしな・・・」という後ろめたさから、会う流れを無意識に避けていた。実際に会って「写真詐欺やん!」となるのが怖かった。

改めて反省点を書き出してみると、「正しい婚活をしなければ」「間違えずに相手を選ばなければ」「感じの良い女性でいなければ」という、世間体への配慮が凄いですね。気にしたって何にもならないというのに。何度も繰り返しになりますが、今なら「私らしい婚活」ってのが分かるんですけれども、この頃は何もかもが手探りでした。

結婚相手を探す旅は続く・・・

初期(約半年間)から中期へ

イイネの数が減ってくると、タイミングを見て写真とプロフィールを更新し、「ほら、ちょうど良い感じの雰囲気の女が、ここに居ましてよ!」と万人にアピっておりましたなあ。そうして出会った男性の中には、誠実そうなニキもいれば、ヤリモク全開のニキもいたし、国際ロマンス詐欺を仕掛けてくる外国人ニキもいました。

おかげさまで、今ならプロフをチラッと見ただけで、「ム、これは、詐欺・・・」とわかるように。どんなに条件が良くても、返事がめっちゃ早く、早々にLINEに移行したがり、日本語が怪しいニキは避けたほうがいいです。なんちゅうか、こうやって書き出すと、そんなの至極当たり前なんですけど、アプリ内だと魔法がかかるというか何というか。

「条件のいいニキとせっかくやり取りが始まったのに、ここで逃がすなんて」と、奇妙なんですけど費用対効果を気にしちゃうんですよね。・・・わかる人いるかな?
とまあ、こんな感じで私の婚活初期は過ぎ、いよいよ中期へ。ここで私は、理想ドンピシャの年上ニキと出会うわけなのですが、詳細は次回にて。




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