大量出品することが出来ないBUYMA初心者に贈る、質より量が必要な理由
「ノウハウ」系記事を書こうと思い、検索からスタートしていまして。「BUYMA 大量出品」と検索すると…2番目に宇野先生の記事が!
さて、先生も仰っているように、BUYMAというプラットフォームにおいて、大量出品をしないというのは愚行も愚行。そんなこと当たり前のことなのです。
なぜって、BUYMAは無在庫で運営が出来るのだから。今日はそんな大量出品のお話です。
今日はショートサイズのラテにエスプレッソを追加して。
では、いきます。
アカウント解説がまだの方はこちらもご覧ください。
続編はこちら。
やっぱり作り直したいなーと思っていらっしゃる方もどうぞ。
でもBUYMAを始めたばかりの方って、こんなこと思っていませんか?
「1日に10品も出品した!もう疲れたよ!」
「300品出してるけどこんなに商品売れちゃったらどうしよう!」
「出品増やしてって言われて100品出したけどもう出す商品がない!」「1000品出したけどアクセスがぜんっぜんない!」
かくいう私も同じことを思っていました。でもあなたが出品できないうちに他のプレイヤーたちはどんどん出品していきます。
さぁ、他の人と比べるのはやめて、今からは自分のやるべきことに集中しましょう。
1日に何品出品するかを考える前に
BUYMAを初めて間も無く陥りがちなのが、「リサーチしながら出品する」というやり方。
これに陥ってしまっている場合、まず見て欲しいのが「自身のアカウント出品ページ」。ちゃんと統一感はありますか?
とか偉そうに言っていますが、私もアディダスの隣にルブタン出してましたからね、まぁ売れましたけどね‥
出品画像だけでなく、商品ラインナップ、言葉遣い、サービス内容などなど。リサーチしては少し出して、を繰り返している場合、全体図を忘れがちです。同じ人が取り扱っていることが分かるような統一感はあるでしょうか。
それに、リサーチの度にいちいち手を止めているようではいつまで経っても進みません。
ここでやるべきなのは、まず出品の型を作るということ。
商品ごとにもちろん書き換えるべき商品説明はありますが、その他書き換えなくていい部分は大多数。これを固定してしまいます。
ということは?
あなたが出品するどの商品にも当てはまるような、素敵な誘導文が必要だということ。
ここをしっかり考えましょう。まるでコンシェルジュがお客さまに商品を紹介するかのように。
そして画像にも統一感を持たせましょう。
これには「背景」「ブランドロゴ」「色味」「商品画像のサイズ感」など様々な部分が関係してきます。
型をしっかり決めてしまえば、あとは商品ごとに異なる部分を書き換えるだけ。一度アップしてみて、出品画面を見て見栄えはどうか確認しましょう。背景を作ってはみたものの、商品を乗せてみるとなんだか変‥なんてこと、よくあります。
これで上質な大量生産の準備は整いました。
ではリサーチを始めましょう。
まずは300品、自分で出してみましょう
よく「月に300品出してみましょう」と言われます。これは、今後外注化して人に依頼するときのことを踏まえて、どんな方法でやってもらうかを考えてみるため。
なので、もちろん「リサーチにとにかく注力したいぜ!」って方は数十品のみでもいいかと。
ただ、ひとまずご自身の出品ページが一面商品で埋まるぐらいは出してみることをおすすめいたします。
なんでって?これがね、モチベーション上がるんですよ。綺麗に出品した商品がずらりと並んでる姿って。ふふ。
それでモチベーションが上がらない場合でも、全体図を見ておくことは重要です。これは癖つけておきましょう。
「300品も出したら売れるんじゃ‥」なんて心配されているあなた。大丈夫。誰もあなたの商品なんて見ていません。売れるとしたら、圧倒的に人気な商品で、かつめちゃくちゃ安い場合。
まだ販売履歴も出品数も無い状態でしたら、仮に問い合わせが来るとしても数ヶ月後。既に完売しています。
今はそんな心配はせずに、とにかく出しましょう。
リサーチしたけどもう出す商品が見つからない、わけがない
まず300品出すためにリサーチしましょう。
それが出来ない方の多くは、「リサーチしてももう見つからない!」と思っているのかもしれません。
そんなわけないでしょうよ。300なんて、BUYMAで取り扱ってるブランドの数よりはるかに少ないんだから。
ここで登場するのがあなたの想像力です。
そう、最近よく聞く「派生思考」。いわば、連想ゲームのように、近しいものから連想していきましょう。
もしかして、販売履歴や、雑誌で取り扱っていたものと同じ商品だけ出品していませんか?
例えば出品履歴からリサーチして出品するのなら、
・その商品と同じブランドを出す。
・同じカテゴリーを出す。
・同じ色を出す。
・同じ形を出す。
・同じデザイナーの商品を出す。
…
商品なんて、扱いきれないほどの数があります。
そして売れる理由なんていくらでも考えられます。
ただし、あなたのアカウントに合った商品であることをお忘れなく。
1000品出したのに売れないの?
1000品出しても売れないものは売れません。
反対に出品した当日に売れることだってあります。
全てはリサーチ次第。だからリサーチして、仮説を立てて、出品して検証するんです。
私が悩んだのは、「自分の仮説と検証は正しいのか」というところ。
そんなの、よくわからない。売れた理由を考えたところで、お客さまに聞いたわけじゃないから分からない。
そう、答えは明解ではないんです。
逆に言えば、明解じゃなくていいんです。
出品する時の仮説だって、「もしかしたら〜かもしれない」でいいんです。
大切なのは、もし聞かれても答えられるような理由づけが出来ているのかどうかということ。そして出品してお客さまから反応が得られて初めて、答えが増えていきます。
答えだってひとつじゃないから、たくさんの答えを収集していく必要があります。だから、お客さまから反応があるまで、出来るだけたくさんのことを出来るだけ最短でするんです。
1000品出したからって答えがないのなら、2000品出しましょう。
そうやって、だんだん少ない出品数でも売れるようになっていきます。
リスクがない無在庫だからいくらでも出せばいいという罠
リサーチをして、仮説して、検証して、どんどん出しましょう。無在庫ですもの。ノーリスクですもの。
と思ったあなた。大間違いです。
もちろん、正しいリサーチをして出品して反応を得るのは正しいことです。売れなくてもそこからたくさんのデータが得られます。
ただし、ただとにかく出せばいいってもんじゃありません。
出品するのはノーリスクでしょうか?そんなことはありません。
ご自身で出品される場合は、大切な時間が失われていきます。
その画面に向かっている時間に、どれだけのリサーチが出来たでしょうか。
出品外注さまに依頼した場合、費用がかかります。
たかだか1品40円とお思いでしょうが、3000品も出せば12万円です。それを闇雲に依頼していたとしたら、どれだけ無駄なことかお分かりでしょう。
それも数ヶ月の間それをだらだらと続けた場合、当然問い合わせがきた頃には商品はありませんし、売り上げも上がらない。溜まるのはストレスだけです。
「出す」ことは必要ですが、「出す」ことを目的にしてはいけません。
まだBUYMAを始めたばかりのあなたにとって「質より量」が重要な時期ではありますが、「質のための量」であることを忘れてはいけないのです。だからこそリサーチや下準備や外注化をして、スピーディーにやることが重要なんです。
やると決めたら期間を決めてすぐやりましょう。
さぁ、これからです。オンラインの波は加速していくでしょう。波に乗っていいスタートを切れるなら、BUYMAがどんどん楽しくなりますよ。
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