Edit local zine fesのつくり方
清水麻衣
2023年5月7日に大森町CO-valleyにて「Edit local zine fes」を実施しました。
Edit local zine fesでは、バーチャルとは真逆ともいえるZINE作りの「DIYマインド」「リアルな体感」をキーワードとしたコンテンツを用意し、屋外のブースでは、飲食&ワークショップゾーン。室内では「Edit local radio」と題した全員参加型のトークイベント、ミュージックライブ、日本各地で作られているZINEの展示販売を行いました。
こういった「ZINE FESのつくり方」の工程は以下の通りです。
仲間を集める
コンセプトを決める
日程と場所を決める
出店者を決める
ゾーニングを決める
告知・広報をする
懸念事項をつぶしていく
まず、ZINE FES開催のための仲間集めをします。今回の場合は、EDIT LOCAL LABORATORYの会員さん、インターン、事務局メンバーが主軸となって、主催メンバーを集めました。
次に、ZINE FESのコンセプトを決めます。今回の場合はZINEカルチャー、ローカルメディア、EDIT LOCAL LABORATORYに関心のある方々が集まれるようなコンセプトを考えました。
続いて、場所と日程を決めた上で、主催メンバーの横のつながりから出店者候補を選定し、声がけを実施していきます。出店者候補者に声がけをする際の注意点は、お金の面についてです。出店料はどうするか?ミュージシャンのギャラはどうするか?あらかじめ運営陣で決定した上で、声かけをしていきます。
ある程度、出店者の方が決定してきた段階で、会場のゾーニングを検討します。今回は、屋外で飲食&ワークショップ、室内でZINE出店&ライブ・トークゾーンを設けることで、小雨の中でも、無事にイベントを開催できる配置を考えました。
告知・広報は、イベント実施の最低でも1ヶ月前から実施していきます。フライヤー画像の作成、文言作成、出店者をSNSでタグ付けすることで、出店者さんも告知に協力していただけるようにしました。
最後に、出店者さんのQ&Aなどにも個別に対応していき、懸念事項をつぶしていきます。特に、飲食の出店をしていただく場合、会場のキッチン設備に関する連絡共有が大切です。
最後に、イベントは最大限に楽しみ、撤収し、お礼の連絡をして終了です!
ZINE FESの醍醐味は、音楽、飲食、ZINE、本と、さまざまなカルチャーが相互に混じり合うところにあります。一般的なイベントの場合、音楽と飲食に偏りがちですが、そこに「ZINE」という媒体があわさることで、非常に質の高い交流の場を作り上げることができました。ぜひ、あなたもZINE FESを開催してみませんか?
清水麻衣
1987年東京都渋谷区生まれ。立教大学メディア社会学科卒業後、番組制作会社に5年間勤務。2020年〜渋谷の屋上にて多目的スペースSHIBUYA valleyを立ち上げ。2022年〜大森町駅高架下にてイベントスペースCO-valley運営に従事。
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