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言葉は時に刃物。

最近、人の言葉に過敏になっている。

例えば、AさんがBさんに向けて言った言葉に「それは違う受け取り方ができるぞ?」って違和感を感じたり、
自分に向けてそういう意味で言ったんではないだろうけど、そういう意味に聞こえてそう受け取ってしまうことが増えた。
それって、相手はやはり何も考えずに言葉を発してるのだろうか?

一番感じるのは、LINE上での文字だけでの会話の時だ。
声に乗っていない分、どんなテンションで言ったのか、どういう受け取り方をして欲しくて言ったのか、
こちらの想像力に任せられる部分が多い。
冗談を冗談で受け取ることが難しい、というのがわかりやすいかな?
「え?」ひとつとっても、それが驚きの「え?」なのか、本当か疑ってる「え?」なのか、文字だけではわかりにくい。
前後の文脈から読み取りやすい時ならいいけれど、急に「え?」と投げられても難しいところがあると思う。
今日も、そういうテンションで言ったんではないんだろうな…とわかってはいても、すごくショックな言い方をされた文字があった。
文字にするとたった3文字。
それだけなのに、私はすごくショックで、この人と会話を続けたくないと思ってしまった。
私はすぐ人間関係リセットするタイプなので、LINEをブロックまではいかなくとも、当分この人とはしたくないなと瞬間的に感じてしまった。

あとは、LINEで思うのは、端折って文字を打たれると本当にわからないということ。
例えば「病院行った」の一言でも、本人のことなのか家族のことなのか、
どういう症状だったから行ったのか、全くわからない。
その一言だけでは次の会話が「え?誰の話?」って尋ねることになる。
端折りすぎも困る…。
報連相や5W1Hとはよく言ったもので、「誰が何をどうして」は相手に伝えたいことがあるときには本当に大事だ。
仕事上でもよくそんな場面に出くわす。
仕事の引き継ぎで、何がどこまで終わってて、何ができてなくて、次はどうして欲しいと考えがあるならきちんと細かく教えてほしいなあと感じてしまう。
だから自分はなるべく何があったかきちんと伝えるように心がけているんだけど、
きっと「こいつ細かいなあ」って思われてるだろうなあ。

私は今までそれでたくさんいろんな人を怒らせてきたことがあるので、
今自分にブーメランみたいに戻ってきている状態なのかもしれない。
昔は私も自分の言ったことなんて気にせずしゃべっていたし、
それで誰かが傷ついているなんて考えもしなかった。
でも社会に出て、いろんな人を見て考えるようになって、自分の感じ方も変わってきた。
誰かに言われたたった一言にひどく傷つくことがある。
それをたくさん経験してきた結果でもある。

だから、文字で送るにしても、声に出すにしても、
まずは一旦その言葉を心の中で言ってみてほしい。
これなら確実に意図通りに伝わる、とか、これは自分が言われても嫌な気分にならない、とか、
そういうところを考えて欲しい。
とは言っても、聞いて欲しい人にこの言葉は届かないんだろうな。
かつての自分がそうだったように。
そういう人は、「考えすぎだよ笑」「空気読みすぎ笑」「気を使いすぎ笑」「自分勝手に生きなよ笑」って言ってくることまで想像がつく。
そういう人には、何を言っても響かない。
だから、私は貴方の言葉で傷ついたとは基本的に言わない。
笑われるくらいなら、フェードアウトして、いつの間にか連絡を取らなくなるだけだ。(だから友達がいない)


でもどこかに自分の気持ちを置きたい。
だから、ここで吐き出させてください。


人間の世界は難しいよ

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