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岩本薫先生に聞こう(2)

引き続き、プロットについての対談です。
前回はここですよ~。



岩本 コンセプトシートが固まったところで、三冊それぞれのテーマを決めます。長男はシチリアが舞台のマフィアもので、そこに花嫁略奪や監禁やアクションが入ってくる。次男は日本のホテルが舞台のワーキングもの。再会愛がテーマで誤解やすれ違いが重要なポイントになってくる。三男は成長もので主従愛がテーマ。攻は敬語眼鏡で鬼畜(笑)

榎田 眼鏡で鬼畜(笑)

岩本 とは言っても私の書くものなのでぬる鬼畜ですが(笑)……こういったざっくりとしたテーマを三本立てたわけです。で、次に三兄弟それぞれのお相手を考えるわけですが、まず長男の相手は日本人で、老舗任侠の生まれという設定にしました。テーマが花嫁略奪なので、初夜にシチリアにさらわれてくるのですが、そこで唯々諾々と攻に屈服してしまってはおもしろくないので、あくまでも抗う芯の強い凛とした受にしたかった。マフィアと任侠の組み合わせは、絵にした時も面白いんじゃないかというのもあって。この時点で、うっすらとですが、表紙のイラストのイメージが頭にありました。次男の相手は過去に一度だけ体の関係があって、でもすぐに離ればなれになり、十年後に上司と部下という形で再会。さらに、傾きかけたホテルをどう立て直すかで意見が食い違い、かつて愛した攻と対立してしまうという役どころ。クールビューティーのホテルマンで、仕事もできる人という設定にしましたが、あんまり完璧でもつまらないので、ひとつウィークポイントを……暗闇が苦手というトラウマ持ちにしました。最後、天然お坊ちゃまの三男の相手は、そのお坊ちゃまを生まれた時から陰日向にずっと支えてきた、鉄壁の眼鏡で……

榎田 鉄壁のメガネって本当に書いてあるんだよね(笑)

岩本 書いてあるね(笑)。で、日本で一人暮らしを望む三男のお目付け役として共に来日して同居する。三男を心から愛しているんだけど、その気持ちをひた隠し、言動も厳しくて……という。

榎田 ツン?

岩本 ツンですね(笑)。これでだいたい主要キャラ六名が決定して、あとはストーリー展開に必要な脇役を作っていく。この三作品に共通して出てくるのが三男のお母さん、ミカという人で……数奇な運命をたどった日本人の女性なんだけど、この人の存在が横糸となって、三つの物語を繋げる役割を担っています。その横糸とは別に、各作品それぞれに、過去から現在への縦の時間軸の動きを入れてあるのね。次男の再会ものだったら十年前の出会いのエピソードが出てきたり、長男にしても実は昔から受の存在を知っていて、過去にこっそり日本に見に行ったりしている、とか。三男はもう生まれた時からずっと攻に見守られているわけで……そういった長い時の積み重ねが、各自の想いの深さとして行間に滲み出たらいいな、と。

榎田 「ずっと愛していたんだよ」っていうやつですね。

岩本 そうそう。十年愛とか大好きなんですよ(笑)

榎田 そうやってキャラを作っていらっしゃるわけですが……これをコンセプトシートと呼んでいるの? 

岩本 シリーズの立ち上げだったので、コンセプトをまとめたものを作ったんだけど、単発ものの時はここまではやりません。

榎田 ここまで細かくなくても、ある程度のコンセプトはプロットの方に書くもんね。

岩本 そうなんだよね。ロッセの時はシリーズ三冊を通しての大きな流れというのが必要だったから。

榎田 最初に三冊セットのシリーズだということがはっきりしていたからこういったものがあるわけですね。

岩本 ですね。ちょっと特殊な例。

榎田 まあ、単発作品の時でも、このコンセプトシートにあるような明確なコンセプトや読ませどころが、プロットの中にきちんと書かれていることは必要だよね。

岩本 自分がこれからなにを書くのか、どんなテーマが書きたいのかっていうのが明確になってないとプロットが作れないから。

榎田 このコンセプトシートを読ませてもらって思ったんだけど、作品に重要なキーワードがものすごく出ている。編集さんがそのままオビのキャッチコピーに使えそうな言葉が散りばめられてるんだよね。読み手がなにを読みたいのか、BL小説を書く時に、なにが必要なのかっていうのが、ものすごくよくわかるんですよ。しかも三冊あって絶対同じものにしない。こう、丸いホールケーキがあるとして、1/3がショートケーキで1/3がチョコレートケーキで、1/3がベリーケーキみたいな……。みんながとっても大好きなものが集まってるという。BL小説のお手本のようなプロット(コンセプトシート)ですよね。……で、それの詳しいバージョン(のプロット)が…………(枚数数え始める)長男編が15枚あるよ……!

岩本 長男編が一冊目なので、書かなければならない設定が多くて長くなっちゃった。



※テキスト化↓

【長男編】プロット
  タイトル『略奪者』〜ロッセリーニ家の息子〜

キャラクター
●レオナルド・ロッセリーニ(通称レオ)
☆29歳。ウェーブのかかった長めの黒髪・漆黒の瞳。誰もが息を呑む優美さと獣のようなフェロモンを兼ね備えた超美形。
☆生粋のイタリア人(父・イタリア人×母・イタリア人)。母親はシチリア貴族の血を引く社交界の華。
☆シチリアの本家に住む。伊・仏・英語を操るが、三男の母親(元家庭教師)が日本人だった関係で日本語も堪能。
☆29歳の誕生日に、父親から実権を譲られ、一族の総領(ドン)となった。幼少時からそのための帝王学を身につけてきた、若き『帝王』。誇り高く、美しき暴君。傲慢で強引。
☆初恋は三男の母親。(その母親似の三男を溺愛)彼女を失った衝撃を、まだ少し引きずっている。
☆マフィアと貴族の両方の血を併せ持つ、生まれながらの支配者。異母兄弟を束ね、ロッセリーニ・ファミリーのトップに立つ自分の立場を意識している。●早瀬 瑛(はやせ あきら)
☆30歳。切れ長の双眸に黒い瞳。透けるような白い肌を持つ。凛とした美貌。
☆一見たおやかで諾々と流されそうに見えるが、芯は強い。秘めたる気性は激しく、いざとなると行動力もあるタイプ。
☆ヤクザの血筋を嫌い(母親が幼い頃に家を出て行ってしまったことがトラウマに)、できるだけ地味に目立たず、平凡に生きようとしているが、男を狂わせる魔性の誘い受けであるがために、無意識にも男の征服欲を煽ってしまう。
☆伝説の博徒を祖先に持つ。老舗ヤクザの跡継ぎだったが、自身は組を継ぐつもりはなく、父の死後は跡目を放棄した。一介のサラリーマンとして平凡に暮らしていたが。

●エドゥアール・ロッセリーニ(通称エドゥ)……ロッセリーニ家次男。28歳。母はフランス人(フランスを代表する超有名な女優)プラチナブロンド・クールなアイスブルーの瞳。エグゼクティブ系で華やかな美貌。一族の持つ様々な業態の中でも、アパレル部門を統括するヘッド。

●ルカ・エルネスト・ロッセリーニ(琉佳という日本の漢字も持っている)……22歳。ロッセリーニ家三男。母親は日本人。黒目・黒髪。一見、生粋の日本人に見える。華やかな容貌がずらりと並ぶきらびやかな親族の中で、自分が一番地味な外見なので、コンプレックスが強い。

●ドン・カルロ・ロッセリーニ……ロッセリーニ家長。マフィア・ロッセリーニ・ファミリーの総領(ドン)であったが、引退して現在は片腕と共に世界各地を好き勝手に放浪していて、不意打ちで息子たちの前に現れる。いつもひょうひょうとしていて、その言動には掴み所がない。かつてはイタリア一の伊達男と謳われた絶世の美中年。48歳。

●マクシミリアン・コンティ……38歳。パパの片腕。文武両道のキレ者。

ストーリー
●プロローグとして瑛とレオの出会いを冒頭に入れる。

●早瀬組は新宿を本拠地とするやくざ一家。初代・早瀬元(はやせげん)は伝説の博徒として極道の世界でいまだその武勇を語り継がれている。五代目であった父の死後、ひとり息子の早瀬瑛は、生まれ育った屋敷を出た。もともと大学卒業と同時に就職していたが、父の死を機に跡目を放棄すると同時に、家屋敷や財産もすべて放棄して、小さなアパートで暮らし始める。母親が幼い頃に家を出て行ってしまったトラウマもあり、瑛はやくざ稼業が嫌いだった。早瀬組は麻薬や覚醒剤には手を出さない昔気質の極道ではあったが、それでもやくざはやくざだ。瑛の勤め先は大学時代の先輩が作った小さな貿易会社で、主にヨーロッパから輸入した食料品をインターネットで販売している。大学のゼミのOBである先輩は、瑛の素性を知った上で会社に誘ってくれた。会社はスタッフの年齢も若く、アットホームな雰囲気で、語学のスキルも生かせる仕事の内容も気に入っていた。

●父の死から半年が経った頃、それは始まった。嫌がらせだ。初めは電話だった。「おたくに早瀬瑛って男がいるだろ? あれは筋モノの関係者だ。手を切ったほうがいい」匿名の、だが明らかに質の悪いちんぴらの声。社員の中で噂が広まったが、社長である先輩が庇ってくれた。しかし、そのうち嫌がらせはエスカレートする。「あそこの会社は社員に暴力団関係者がいる」とネット上で流されたり、中傷のビラをビルのポストに撒かれたり。クライアントからも、不信の問い合わせが相次いだ。これ以上、迷惑はかけられない。そう思った瑛が辞職を申し出ると、先輩が止めた。「ここで屈したら、おまえは一生逃げ続けなければならないぞ」嫌がらせの張本人はやがて知れた。新興の暴力団、音和会だ。実は瑛が去ってすぐ、早瀬組は音和会の傘下に入っていた。ずいぶんと前から、昔ながらのシノギでは立ちゆかなくなってなっていたのだ。その音和会の現組長、芝田は、かつて早瀬組に在籍しており、瑛が中学生くらいまで、当時は住み込みの下っ端だった芝田と瑛は一緒に暮らしていたことがあった。当時から、自分を見る芝田の目つきにただならぬものを感じていたのだが……。


榎田 A4用紙にわりとみっちり15枚あります。次男になるとちょっと減って11枚。三男になると、またちょっと減って……でも8枚ですね(笑)長いな!(笑)ちょっと説明しますと、タイトルがあって、この時点ではキャラの名前も決まっていて、そのあとストーリー説明になってて、まずプロローグがあって…………これ、ナンバリングはしないの? 一章、二章みたいな。私、ここで章立てわりと決めちゃうんだけど。

岩本 私は、プロットを編集さんに見せてOKが出た段階で、ここからここまでが一章で、ここまでが二章、みたいに割り振っていくの。

榎田 なるほど。……えーと、話の流れと、セリフもだいぶ入ってきてますね。このカッコって、モノローグ?

岩本 モノローグです。私、プロットにセリフ、ばんばん入れます。セリフを書き入れながらキャラを掴んでいくところがある。


(※プロットより抜粋)

●養子縁組を披露する会の日取りが迫ってきていた。むりやりアパートを引き払わされ、芝田の屋敷に軟禁された瑛に、上機嫌の芝田が嘯く。「おまえは俺の花嫁だ」「何を言って……」「養子縁組なんてのは口実だよ。十何年も前から、おまえを俺のものにしたかった。当時は組長の息子に手を出すなんざ夢のまた夢だったけどな」披露会は言うなれば祝言みたいなもんだと嗤う芝田を、瑛は唇を噛み締めて睨みつけた。「安心しろ。祝言の夜までは手を出さない。花嫁は初夜に凌辱するもんと決まっているからな」

●ついにその日がやってきた。朝から続々と黒塗りベンツが乗りつける。(今夜、自分は芝田に犯される)そしてその先もずっと……一生、あのやくざのいいなりになって生きなければならないのか。(それならいっそ……)そんなことを思い詰めて、庭先に佇んでいた瑛は、人の気配に背後を振り返った。そこには、夢のように美しい男が立っていた。ウェーブのかかった長めの黒髪に漆黒の瞳。日本人じゃない? 「誰?」怯えて問いかけると彼は無言で近づいてきた。神々しくも猛々しいオーラを放つ美しい男に魅入られているうちに、男がぐいっと腕を引いた。あっと抗う間もなく、その胸に引き寄せられ唇を奪われる。「………っ」唇が離れたと同時に、はっと我に返ってどんっと突き飛ばすと、男は口許にふっと笑みを刻んだ。無言で踵を返し、一顧だにせず去っていく。


榎田 「安心しろ、祝言の夜までは手を出さない。花嫁は初夜に陵辱するものと決まっているからな」…………というような、素晴らしいセリフがあるわけです!

岩本 (笑)

榎田 書かれているのは、キモのセリフだということですね。

岩本 そうですそうです(笑)シーンごとにキーになるようなセリフはだいたい全部入ってますね。

榎田 えーと、これは攻のセリフじゃないんだね? 悪役のセリフですね。

岩本 そう。で、初夜にこの悪役にやられる前に攻に略奪されるわけです。この時に攻が悪役に言い放つ、「花嫁はこのレオナルド・ロッセリーニがいただいていく。取り戻したければシチリアのロッセリーニの館まで来ることだ。ただし、招かれざる客である以上はそれなりの覚悟を決めてきて欲しい。無事に島から出られる保証はないからそのつもりで」……という決めゼリフも、今見るとプロットの段階で決まってたんだよね。

榎田 このセリフはそのまま使ってるの?

岩本 「てにをは」を変えたり、ブラッシュアップはするけど、基本ママです。

榎田 これ、読んでるとプロットっていうよりダイジェスト版みたいな感じがするね。

岩本 うんうん、そんな感じで書いてた。ストーリーに関しては、まず映画を観ているみたいにシーンとしての映像が頭に浮かんで、それをエピソードとして文字に書き起こしていくんですよね。作家さんによっていろいろなタイプの方がいるみたいだけど、私はビジュアル先行型です。

榎田 かなりセリフが入ってます……(読んでる)

岩本 実際に文字を打ち込みながら話を考えていくタイプなので。ひとつエピソード(orキーになるセリフ)が浮かぶと、それによって次の展開がこうなって……じゃあ次はこう……という感じで。

榎田 ……喘ぎ声も入ってます、多少(笑)

岩本 え? 入ってる?(見る)

榎田 ほら。

岩本 ……ほんとだ(笑)これ、10年前だからね。すごく丁寧にやってる。

榎田 今は、もうちょっとアバウト?

岩本 これに比べたら今はかなりざっくり。

榎田 すごく丁寧でわかりやすいから、なんというかこう……映画とかのパイロット版を見てるみたいな印象です。これは編集さんはありがたいだろうね。

岩本 私も10年ぶりに見返してびっくりした(笑)。本当に、作品本編そのまんまだなあ、って。まさにパイロット版。

(※岩本先生のプロットから抜粋。受キャラ・アキラの心情の変化を示すシーンが、明確に作られています)

●翌日もレオは機嫌が悪かった。ダンテとレオの会話を聞いて、瑛はその理由を知った。どうやら、末の弟のルカが留学をしたいと言っているらしい。「ルカ様も大学をお出になられて、もう立派なファミリーの一員でございますよ」「だが、まだまだあれは子供だ」「ご心配なのはわかりますが、かわいい子には旅をさせろとも言いますし……」諭されたレオがぷいっと部屋を出ていく。そのあとをなんとはなしに追った瑛は、彼が二階の最奥の部屋に入って行くのを見た。この部屋だけは入らないようにと禁じられている部屋。いつも鍵がかかっているので、中を一度も見たことがない。(何があるんだろう)扉の前でぼんやり佇んでいると、ガチャッとドアが開き、レオが出てきた。瑛を見て、眉をひそめる。「何をしている?」「……この部屋の中に何があるんだ?」するといよいよレオの顔が険しくなった。「おまえには関係ない!」威圧的な物言いにむっとしていると、腕をぐいっと引かれた。「ど、どこへ?」「来い!」

●そのまま馬場へと連れて行かれた。自分の馬を連れ出したレオは、瑛を自分の鞍の前に乗せた。後ろから抱き込むようにして、ゆっくり領地を散歩する。馬に乗るのは初めてで怖かったが、だんだんと慣れてくる。小高い丘を登り、ひときわ眺めのいい場所でレオは馬を止めた。眼下に豊潤な大地が一望にできる。「……きれいだ」思わず感嘆の声が落ちた。レオが、ここから離れられないと言う気持ちが少しわかるような気がした。「美しいだろう」双眸を細めてつぶやいたレオが、不意に瑛の体を後ろから抱き締め、耳許に囁いた。「おまえはどこへも行くな……アキラ」すがるようなその声音に息を呑む。(……レオ?)

●逃亡の機会を窺いながらも心は晴れない。逃げ出そうという積極的な気持ちが日々薄れていく自分に、瑛は戸惑いを隠せなかった。自分は一体どうしてしまったのか。日本から浚われてきて、暴君のような男に愛人のように囲われて。こんな状態に甘んじている自分を疎ましいと思う一方で、今まで一度も感じたことのない安らぎをも感じている。せわしい東京での日々とはまるで違う、ゆったり流れる時間とシチリアの自然の中で、変わりつつある自分。今ではレオの胸の中で眠ることにも慣れ、彼が仕事でローマやミラノへ行った夜は人恋しい気分にすらなっている。こんなことじゃいけないと、心のどこかで警鐘が鳴っているのに……。


榎田 このプロットがあれば、本編がプロットとは違う展開には絶対にならない?

岩本 なりようがないんだよね。この当時はこのやり方が一番いいと思っていたし、実際うまくいってたんだけれども……実はこの数年後に、このやり方をしていたがゆえの弊害が出て来るんですよね。

榎田 それは、プロットをかっちり作りすぎているがゆえの弊害?

岩本 そう。自由度が減るというか。ここまで出来上がっているとあとはもう、なぞるだけで……もちろんエピソードなんかはつけ加えるんだけど、大胆な路線変更は不可能だから。

榎田 (読みつつ)……「ラブラブエッチシーン」って書いてあるね。

岩本 そこはあんまり詳しく書かない。入るよ、っていうことだけ。

榎田 …………(読んでいた顔を上げて)いま「入るよ」って言った?? なにが???

岩本 いやいや、エッチシーンが入りますよという(笑)

榎田 ああ(笑)そういう。

岩本 ちゃんと書いておかないと、編集さんが「もしかしてラブシーンなしですか!?」って心配しちゃうから(笑)

榎田 そうね。やっぱり編集さんが見るものだから、相手にわかりやすく書くということが必要なわけですよね。

岩本 それこそ『ラブラブエッチ』とか『無理矢理エッチ』とか『お清めエッチ』とか、ちゃんと種類別にして記しますよ(笑)その辺はBLではとても大事だから。

榎田 だよね。私『注・ここではフェラまで』とか、書くもの(笑)



……えー、なにやら私の不穏当な発言で終わっていますが(笑)、まだ続きますよ~。原稿の合間にテープ起こし頑張ります! そんな私や、こんなにも創作秘話を聞かせてくれた岩本先生へのコメントなどお待ちしております。
 岩本先生のnoteはこちらです



#創作 #BL #小説